幸いな人は異なります
詩篇1:1~6 │ 幸いなことよ。悪者のはかりごとに歩まず、罪人の道に立たず、あざけ る者の座に着かなかった、その人。まことに、その人は主のおしえを喜びとし、昼 も夜もそのおしえを口ずさむ。(1~2)
♬定刻礼拝のための讃美 102番 キリストにはかえられません
ダビデという意味は「愛される者」という意味です。ダビデは、サウル王から嫌われて、死の危機に あう瞬間でも揺れませんでした。むしろ自分を威嚇する人のために祈って慰めました。厳しい世の中 に生きる私たちは、ダビデの生き方から学ばなければならないことがあります。何を学ばなければな らないのでしょうか。
1. 世の中を恐れませんでした
一生を送りながら自分中心に生きたサウル王は、悪い霊につかれて苦労するようになり
ます。ダビデは、むしろこういうサウル王を恐れないで、かわいそうに思いました。死の危 機と問題の前でも、ダビデは恐れないで神様の力を頼りました。ダビデはゴリヤテに勝っ たときも、高慢になったり、浮き立ったりしませんでした。神様は祈りで武装して、恐れるこ とがなく、みことばで世の中に立ち向かって戦うダビデに、世の中の攻撃に勝つ力を与え られました。ダビデが王であった間、多くの国々が攻撃できないように大きい祝福もくだ さいました。
2. 人を恐れませんでした
世の中には偽りを言う人々と、真実を見ることができなくて、偽りを言う人の話に揺れる
人がいます。サウル王の臣下は、ダビデを陥れて、数多くの軍隊を動員してダビデを殺すた めに追いかけました。しかし、ダビデは多くの人のはかりごとと攻撃の中でも、恐れないで 神様に向かった信仰を守りました。ダビデは神様が守られることを知っていたので、どん な環境と世論の攻撃にも勝つことができました。
3. 苦難を恐れなくなります
神様の契約を知る者は、どんな苦難も勝ち抜くことができます。ダビデは孤独な時間に
は石を投げる技術を習得して、心が苦しい時は詩を書いたり、賛美をささげました。そのよ うな時間を毎日くりかえして、祈りの力を得たので、苦難が恐ろしくなかったのです。私の 生活に苦しくつらいことが起こるとき、世の中に私一人だと感じるとき、想像もできない危 機と誤解が生じたとき、ダビデのように、神様のみことばを黙想するときに暗やみの勢力 は離れるでしょう。
ダビデのように人の声に簡単に揺れずに、苦難にも揺れないほど祈りの奥義を味わいましょう。
60 インマヌエル教会聖日1部 / 2013.2.24