一度の機会
ヨハネ21:15~18 │ イエスは三度ペテロに言われた。「ヨハネの子シモン。あなたは わたしを愛しますか。」ペテロは、イエスが三度「あなたはわたしを愛しますか」 と言われたので、心を痛めてイエスに言った。「主よ。あなたはいっさいのことを ご存じです。あなたは、私があなたを愛することを知っておいでになります。」イ エスは彼に言われた。「わたしの羊を飼いなさい。(17)
♬ 定刻礼拝のための讃美 138番 王の王、わが主の
多くの人が「今日」を重要だと思いません。数多くの日の中の一つだと思っていて、一日程度は最善を尽 くさなくても大丈夫だと思います。しかし、神様の子どもには、今日は特別な日です。毎日が神様が準備さ れた祝福を受ける機会です。黙想を通してみことばを心に刻印するとき、霊的な問題がいやされて、絶対 的な福音の価値を知るようになります。神様がくださった今日を最も価値あるように送ろうとするなら、 何をしなければならないのでしょうか。
1. 正しい祝福を伝えれば良いです
神様が最も重要だと思われるのは、福音を持った次世代です。次世代を通して福音が
伝えられて、世界に福音が伝えられるためです。特別なことがなく、立派なことをしなくて も、神様の子どもの一日は、すでに勝利した人生であり、伝道者の生活です。みことばの中 で今日を送るとき、神様がくださる幸いを味わって、キリストをあかしするようになります。 神様の子どもが味わうこの祝福を次世代に伝えなければなりません。それがまことの祝福 であり幸いです。
2. 正しい結果を伝えれば良いです
聖書には契約をのがしたイスラエルの民が苦しみを受ける姿が出てきます。福音を知ら
ない民族は滅びなければなりません。福音を持った次世代が契約をのがさないように、こ の事実を伝えなければなりません。また神様が成就しようとされる世界福音化の計画を 考えながら、次世代に契約の重要性を正確に伝えなければなりません。イエス様がペテロ に、わたしの小羊を飼いなさいと言われたように、ヨハネ21:15~18 次世代に福音を伝えるこ とに努めなければなりません。
3. 正しい機会を知らせれば良いです
問題と困難、事件に出会ったその場では大きく見えるでしょうが、神様の子どもには、こ
れらすべてのことは、神様の力を体験して答えを味わう重要な機会です。この事実を次世 代に知らせて、苦難の前で落胆することなく、神様のみことばで答えを見つけるように手助 けすれば良いのです。一度だけの人生、ダニエルと三人の友人のように、神様の前で決断 するとき、神様が答えてくださいます。福音の価値を知って人生をかけるただ一度の機会 を伝えなければなりません。
一度の伝道が今日を最も価値ある日にします。
福音が必要なまわりの人の名前を書いて祈ってみましょう。
産業宣教メッセージ / 2013.2.23