私を生かすまことの宣教
使徒11:19 │ さて、ステパノのことから起こった迫害によって散らされた人々は、フ ェニキヤ、キプロス、アンテオケまでも進んで行ったが、ユダヤ人以外の者にはだ れにも、みことばを語らなかった。
♬定刻礼拝のための讃美 352番 主イエスはわが君
アンテオケ教会で実際的な宣教の門が開いた「そのときに」ステパノの迫害が起きました。この日は、 世界福音化する教会として新しく始める日でした。また、神様が大切にご覧になる未来が開く日でした。 宣教を知らないことは伝道を知らないということです。イエス・キリストを正しく味わっているならば、伝 道は成り立ちます。私を生かすまことの宣教のために、何をしなければならないのでしょうか。
1. 宣教のまことの始まり
暗やみの勢力は、文化を通して世の中と人々の心を掌握しています。待つ時間がありま
せん。イエス・キリストはすべての問題の解決者です。ガラテヤ2:20 この奥義を正しく味わう とき、死んでいく現場に、私とともにおられるイエス・キリストの奥義を説明する伝道を理 解するようになります。また、私がいる地域の文化と経済を知るようになれば、神様がお 望みの宣教を始めるようになります。
2. 宣教のまことの回復
空前絶後の答えを受けた聖書の中の人物は、神様がくださった宣教地を正しく知りまし
た。ヨセフとモーセは、エジプトが宣教地であることを悟りました。サムエルとダビデはペ リシテを、エリシャはアラムの国を、ヒゼキヤ王はアッシリヤを、イザヤはバビロンを世界 宣教地として見ました。パウロにはローマという宣教地をくださいました。彼らはただキリ ストをあかししながら、世界を生かす証人の祝福を味わいました。今日、私が住んでいる 地域を宣教地として見るならば、私に向かった神様の計画が完全に回復する働きが臨み ます。
3. 宣教のまことの味わい
行く所ごとに自分が悟った福音を伝えたパウロの道には、「ただ」の答えと唯一の答え
が続きました。パウロが味わった祝福は、すでに私たちにも来ています。私に与えられた福 音を見つけて、毎日、聖霊の満たしを味わう祈りを通して、神様がくださる力を受ける恵み を味わうようになります。このとき、教会と地域、学業と産業のため伝道が発見でき、一生 をおいて祈る宣教が見えます。神様とまことの疎通をすれば、まことの宣教を味わうよう になります。
フォーラムの主題
考えるだけでも胸が高鳴って幸せになる宣教地がありますか。心を尽くして祈る宣教国家があるなら、ま ことの祝福です。その国に向かった神様の計画を尋ねて祈ってみましょう。
世界宣教大会1講 / 2013.2.22