過去の問題
使徒1:1~4 │ 彼らといっしょにいるとき、イエスは彼らにこう命じられた。「エルサ レムを離れないで、わたしから聞いた父の約束を待ちなさい。(4)
♬定刻礼拝のための讃美 469番 わが魂の深き奥より
神様はなぜ伝道者を呼んで福音をあかしするようにされたのでしょうか。聖書は救いと滅びについて語 りながら、福音をあかしするためにイエス・キリストが来られたと預言されています。ところで、これらすべ ての事実を知っていても、生活で失敗して神様を信じることができない理由があります。過去の傷や、生 活で受けた悪い影響のためです。福音を持った者は、福音を知って過去の状態を点検しなければなりませ ん。どのようにすれば良いのでしょうか。
1. 正しい福音を刻印させなければなりません
私の過去の生活を振り返りながらイエス・キリストでなければ解決できなかったことを
発見しなければなりません。イエス様はオリーブ山で40日間祈りながら、契約を味わう祈 りをされました。私たちが求めるのは、ただ聖霊に満たされることだけです。福音をのがし てしまったユダヤ人は、教権争いのために目の前の福音をのがしました。サマリヤ人は、福 音より神秘の現象により一層陥りました。答えを受けられなかった人は、一度に解決され る人間主義、神秘、誤った思想に陥るようになります。生活で福音をのがさないように、伝 道と宣教を正しく刻印させなければなりません。
2. みことばが刻印されれば祝福の門が開きます
みことばが刻印されれば、過去の問題や傷はすべて祝福に変わり、宣教の土台になり
ます。みことばを黙想するほど、悪いこと、弱い部分がなくなるようになって、答えを受ける 近道になります。心に刻印された過去は、すべて土台になって、その問題が伝道につなが り、宣教の門が開かれるようになります。神様はモーセを40年間、ミデヤンの荒野で待た せられました。逃亡者の生活をしたように見えたのですが、モーセが待っていたことは宣 教の土台になりました。
3. 神様の働きが新しく始まります
イエスがキリストですべての問題を解決される方であることを分かったとすれば、まわり
の人に答えを伝えることができます。次世代にこの祝福が伝えられるように、契約を伝えな ければなりません。過去に体験したことを新しく変えるのが神様に栄光をささげるというこ とです。この祝福を味わうことができない多くの次世代が揺れています。神様の働きを見 ながら、神様がくださったみことばを探せば、生活が新しく回復するようになります。
過去の問題、現在の私の姿で神様に栄光をささげることができない部分があるのか点検してみて、イエ
ス・キリストの御名で、誤って刻印されたことを変える祈りを始めてみましょう。
世界宣教大会宣教師合宿1講 / 2013.2.20