正しい始まり
使徒2:46~47 │ そして毎日、心を一つにして宮に集まり、家でパンを裂き、喜びと真 心をもって食事をともにし、神を賛美し、すべての民に好意を持たれた。主も毎日 救われる人々を仲間に加えてくださった。
♬定刻礼拝のための讃美 268番 世界中に宣べ伝えよ
いくら祈りをしても答えが来ない時があります。時や時期は神様にあるために、たとえ、いつまでも 答えられないとしても、祈りの方向が正しいかどうか点検しなければなりません。モーセは神様から、 エジプトで奴隷生活をするイスラエル民族を連れ出しなさいと命令を受けましたが、最初は自分の弱 さを考えて従いませんでした。心のうちに刻印された人間主義と、生きながら受けた心の傷が不信仰 を植えたからです。神様のまったき祝福を受けるためには、正しい始まりが重要です。
1. 目に見えない福音運動の奇跡
いくら祈っても答えが来ない理由があります。私の内に刻印された世的な欲、落胆をも
たらす傷、必ず何かを達成しようとする負担のためです。欲と傷、負担を捨てて、神様の計 画と契約を握れば、すでに受けた祝福を発見するようになります。すべての事を下ろして 神様の恵みを握れば、神様の答えと働きが始まります。福音を味わう祈りが体質になる瞬 間、伝道しようと努力をしなくても相手に言うことばが答えになります。瞬間瞬間、祈りで 力を受ける体質になれば答えは来るようになります。
2. 目に見える福音証拠の奇跡
苦しみが来る時ごとに欲、傷、負担と私の内に刻印された間違った体質を、福音の力で
変えれば良いのです。間違った体質を下ろして変える時ごとに、神様が恵みをくださいま す。奴隷体質を持ったイスラエル民族が出エジプトをして荒野の道を行くとき、神様が過 越祭と五旬節出14:21、収穫祭出23:16の祝福をくださいました。私を下ろす時ごとに神様が力 をくださるので、心配を下ろせばよいのです。
3. 血の契約を握るときに起こる証拠
神様はみことばを信じないモーセの命を取って行こうとされました。そのとき、モーセは
割礼を通して血の契約を回復し、過越祭の事件によって出エジプトする大きな証拠を握り ました。モーセは血の契約という福音を体験し、心の傷と不信仰をすべて捨てました。この ように問題があるたびに、イエス・キリストの契約の中に入れば答えが見えます。それ以後、 モーセは神様の力によって紅海を分け、信仰を体験しました。すでに与えられている祝福の 中で、答えが来なくても、または苦難が来ても、いつどこででも感謝するようになります。
フォーラムの主題
今この瞬間、1分だけでも私を下ろして、神様のみこころと計画を切に求めてみましょう。
シンガポール伝道集会 1講 / 2013.1.22