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時代をいやす体験

使徒3:1~10 ペテロとヨハネは午後三時の祈りの時間に宮に上って行った。(1)

♬定刻礼拝のための讃美 137番 罪に満てる世界

神様が弱点ばかりの私を、時代を生かす伝道者として召してくださいました。どのようにするべきでし ょうか。人々はほとんど、「私は力がないからどうしよう。きっと私はうまくいかない」と言って落胆しま す。神様が私の状況と考えをご存知でないはずがありません。これらすべてのことを知っていても、私を召 された神様のみこころを見つけることが最も重要です。神の国を味わって受ける深い祈りの時間に、私の 力では不可能なことが起こります。神様は私に何を願われるのでしょうか。

1. 私に刻印されたことFormation
多くのクリスチャンが「祈りをたくさんすれば答えを受け、祈らなければ答えを受けない」と考
え、「問題が起こったから祈らなければ」と言います。普通、教会ではヨセフは奴隷に連れて行 かれて苦しい時期を送り、総理となって成功したと教えます。自分に冷たく当たる人に対して傷 ついて怒りがこみ上げ、だれかが私を認めてくれれば気分が飛ぶようにうれしくなります。これ が、無意識のうちに人々に刻印された内容です。しかし、これは人の基準であるだけで、神様の 基準ではありません。ヨセフは神様とともにいる生活が何であるのかを知り、それが彼の人生で 最も重要な内容でした。私に何が刻印されているのか見ることができなければなりません。

2. 時代を生かす更新Reformation
神様が私を伝道弟子として召されたとするならば、「あっ、時代を生かすと言われたから、私
の情熱と努力を注がなければいけない!」と考えます。しかし神様が願われることは少し違いま す。神様が願われる事は、私にすでに下さっていることを探し出すことです。イエス・キリストが 預言者として来られ神様に出会う道を開かれたように、人を神様へと導く預言者の役割をすれ ば良いのです。祭司として来られ、人間が受けるのろいと苦痛を解決されたように、イエス・キリ ストがまことの答えであることを、王として来られ暗やみの勢力に打ち勝たれたことをあかしす れば良いのです。すでに下さった祝福を回復し、更新すれば良いのです。

3. 時代を生かす準備Information
私に刻印された福音ではない他のものを脱ぎ捨て、イエス・キリストの奥義を味わうならば、
他の人に伝える証拠が与えられます。私が持っているものを伝えることは、まったく難しいこと ではありません。自分がいるところで福音を味わえば、人々が一人二人集まってくるでしょう。答 えを持った人に、答えを求めて来ることは当然であり、答えを知っているならば喜んで与えるこ とができます。伝道と宣教は時代を生かし、人を変える最も美しく価値のあることです。

今日のみことばを深く黙想してみましょう。みことばを黙想するたびに心に福音が刻印されるでしょう。
世界大学修練会 3講 / 2013.1.16