伝道と宣教の祝福
エペソ2:1~3 │ あなたがたは自分の罪過と罪との中に死んでいた者であって、そのこ ろは、それらの罪の中にあってこの世の流れに従い、空中の権威を持つ支配者として 今も不従順の子らの中に働いている霊に従って、歩んでいました。私たちもみな、か つては不従順の子らの中にあって、自分の肉の欲の中に生き、肉と心の望むままを行い、ほかの人たちと同じように、生まれながら御怒りを受けるべき子らでした。 ♬定刻礼拝のための讃美 469番 わが魂の深き奥より 良いことがあれば他の人に自慢したくなります。それと同じように、救われた神様の子どもが福音 の価値と救いの祝福を発見するならば、自然に周囲の人に伝えるようになります。世の中では誰もが 平安のないまま生きています。お金をたくさんもうけたり、名誉を得たとしても、それなりに隠れた問 題や苦しみがあります。まことの平安と幸せは、イエス・キリストの中にあるということを体験するな らば、これからはその事実を世に伝えなければなりません。伝道と宣教をどのように見て、味わうべき でしょうか。
1. 救われるべき理由があります
人間は罪と罪過の中で死にました。エペ2:1 神様を離れた人間は、霊的に死んだ状態であ り、奴隷の状態です。空中の権威を握ったサタンに捕らわれた奴隷の状態であり、生まれ ながら御怒りを受けるべき子らでした。救いとは、こののろいと死から完全に抜け出すこ とを意味します。救いとは、単純な罪の解決を越えて、死んだたましいが生かされ、神様の 恵みによって生きる新しい人生を意味します。救いのまことの意味を発見するときに、伝道 の理由が生じます。
2. 救いと伝道の祝福を発見しなければなりません
聖書にはイエス・キリストが生まれながら自分の罪過と罪の中で死んでいた人間を救わ れたと書かれています。救いとは、イエス・キリストを信じてすべての過去から解放された ことです。エペ2:1 過去だけではなく、現在の問題と苦しみからも解放されて、エペ2:2 これか らやってくる未来の問題からも解放してくださいました。エペ2:6 イエス・キリストによって救 われた私たちには、何も問題になりません。これが救いの祝福であり、受けた祝福を他の 人とともに味わうことが伝道です。
3. 宣教の祝福は世界を見る祝福です
多くの人が、宣教とは直接海外に出て、ボランティアをしながら福音を伝えることだと思 っていますが、伝道と宣教は福音を正確に知って味わうことから始まります。みことばを 黙想して、救いの祝福を味わうときに、霊的な目で人と現場を見ることができるようにな ります。伝道の理由を発見して、宣教が最高の祝福であることを悟るようになります。世界 福音化は、神様の願いです。神様の願いが私の人生の優先順位と使命になるときに、神様 は祝福を増し加えてくださいます。
フォーラムの主題 神様の子どもが伝道と宣教を味わうとき、神様は一番喜ばれます。それならば、私は具体的に伝道と宣教のために何を祈り、どうやってこの祝福を味わうべきなのかを黙想してみましょう。 学院福音化メッセージ 2課 / 2012. 9. 22
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