伝道者として生き
る方法 使徒1:3 │ イエスは苦しみを受けた後、四十日の間、彼らに現われて、神の国のこ とを語り、数多くの確かな証拠をもって、ご自分が生きていることを使徒たちに示 された。 ♬定刻礼拝のための讃美 427番 日ごとよろこび 救われて神様の子どもになったなら、福音を伝える伝道者として生きていくことが重要です。しか し、伝道者にも現実の問題は避けて通りません。家庭の問題が障害物になるときもあり、人との間の 葛藤が足を引っ張ったり、経済問題によって途方に暮れることもあります。霊的な力を受ける祈りの 時間がなければ、他の人を変化させるどころか自分の問題に陥って無気力になるしかありません。伝 道者であるならば、神様と一対一で出会い、内面をさらけ出し、神様がくださる力を得なければなりま せん。具体的にどのような歩みが伝道者として生きる歩みなのでしょうか。
1. 過去、刻印されたものを変えなさい!
幼いときに刻印されたことが、人の人生を左右したりもします。一人の人の無意識に刻ま れた内容が、どれほど重要であるかは推測することができます。過去から私のたましいと 心に刻印された事を確認し、福音によって変えなければなりません。特に、福音ではない 他のことによって刻印されたことは、結局、私の体質となり私を失敗させます。何よりも私 自身に刻印された考えと心の傷を、福音によって変えなければなりません。
2. 現在、祝福を味わいなさい!
神様が伝道者として召されたときから、すべての祝福を備えられたために、この祝福を 正しく味わうためには、規律を備えなければなりません。教会でともにみことばを分かち 合い、伝道に関して悩む人とチームを構成して集まることもよいです。関心分野や専攻に 従って集まりを構成し、専門性を準備することも答えを受ける良い方法です。今日という時 間の中で味わう祝福が積み重なり、明日の答えに現れます。
3. 未来、器を準備しなさい!
伝道者として召されたために、答えは当然ながら従ってきます。なので、答えを受ける器 を準備しなければなりません。まず、すべての事の順序を正しく変えなければなりません。 成功のために祈るのではなく、祈りの中ですべての事をすれば良いのです。そして、毎日、 自分の人生を込めた作品を残さなければなりません。些細に見えることと、平凡に見える 日常の中で、唯一の答えを求めたとするならば、神様がこの世の中にただひとつである答 えを持って答えで満たしてくださるでしょう。
フォーラムの主題 一人でいる時間に、私の頭の中には何が浮かびますか。それが、私のたましいと心に刻印されているものかもしれません。傷が根を下ろしている心とたましいに福音が芽生えるように、今日、神様の前で会話を する時間を持ってみましょう。 牧会者子ども修練会 2講 / 2012.8.13