祭壇を築いたアブラハム
創世記13:14~18 │ そこで、アブラムは天幕を移して、ヘブロンにあるマムレの樫の 木のそばに来て住んだ。そして、そこに主のための祭壇を築いた。(18) ♬定刻礼拝のための讃美 208番 主イエスわが心に来られ アブラハムの家庭は神様に仕えたのに、すべてのことが順調に解決しませんでした。みことばにも従順にして、すべてのことで神様のみこころに従ったと思ったのに、少しずつ状況は難しくなりました。状況が難しくなると神様の契約を知っていても、実際に握ることができず逃す場合がほとんどです。神様に良く仕えていると思っていたアブラハムは、なぜすべてのことがうまくいかないのかを知ることができませんでした。アブラハムがのがしたことは、なんだったのでしょうか。
1. 不信仰と霊的問題による失敗 アブラハムは問題が生じると、不信仰が先に出ました。神様に正しく仕えていると思っていましたが、事実は神様のみことばに不信仰していました。不信仰は、神様のみことばよりも私の考えが先立つことです。私の考えがみことばよりも先立てば、霊的問題が何であるのか発見することができません。霊的問題は生活を失敗させるサタンの通路です。アブラハムのように不信仰を捨て、サタンの通路である霊的問題を見つけて、神様の前に下 ろす祈りを始めなければなりません。
2. 祭壇を築いたアブラハムの決断 アブラハムはカナンの地に来ましたが、食べるものがなく飢饉が訪れました。また、おいのロトのために、家庭の中に葛藤が生まれました。アブラハムは、自分は神様に良く仕えていると思っていたために、苦しみがなぜ来るのかもよく分かりませんでした。また、神様の契約も実際に握ることができませんでした。これが今日の私たちの問題です。アブラハムは自分の考えによってうまくいかないということを、遅くなって悟り、契約を回復して神様の前に祭壇を築き始めました。
3. 神様がくださった約束と答え 神様は私たちが、偉大なことをすることを願っておられません。私たちの中心が「神様の前に立っているのか、立っていないのか」ということが重要です。契約を握って信仰を回復したアブラハムが、愛する息子イサクを連れて山に登ったとき、神様が前もって雄羊を準備してくださることを知りました。神様の契約の前で、信仰を選んだアブラハムによって、子孫代々に祝福を受けました。結局、神様の契約は、
アブラハムの子孫を通して成就され ました。 一日を始める前に、私の考えの中にある不信仰や悩みがあるならば、すべて考えを止めて、完全に神様を見上げる時間を回復してみましょう。 核心訓練メッセージ / 2012.8.11