私のアイデンティティ
エペソ4:30 │ 神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、贖いの日のた めに、聖霊によって証印を押されているのです。 ♬定刻礼拝のための讃美 485番 わがめをひらきて 人は知らず知らずのうちに、いろいろな傷を抱えて生きていきます。普段は傷付いていることに気づき ませんが、感情が損なわれることがあったり、苦しみがやってきたりすると、自分の中にある深くなった傷 を発見するようになります。この深い傷は考えや心を混乱させて、不平不満をもたらします。悩みが積み重 なると、何もすることができないくらい弱くなってしまいます。この姿は救われた神様の子どもの姿ではあ りません。三つの質問を通して、隠されているまことのアイデンティティを回復しなければなりません。
1. 私は誰なのか
私が苦しいのはアイデンティティを逃してしまっているためです。私は滅びと災いの場にいる悪魔の子どもではありません。イエス様をキリストとして信じる私に神様の子どもとされる権威 を与えてくださいました。私は永遠に聖霊に導かれる身分です。神様の子どもが行くすべての 場所において天の軍勢と御使いが守っていて、暗やみの勢力は打ち砕かれて逃げていきます。 私のアイデンティティを見つけ出すならば、どんな問題がやってきたとしても傷を受けることは ありません。
2. 私の立っている場所はどこなのか
ヨセフは奴隷として売られたり、汚名を着せられて監獄に入れられても、幸せを味わう奥義を持っていました。自分の立っている場所で世界福音化を夢見ました。そのため、自分の場所が 奴隷としての場でなく、人を生かす場所であるということを悟りました。今、あなたはどこにいま すか。一人寂しく見捨てられているのではありません。重要な使命があるので、散らされた者と して、多くの人を生かすために残った者として、神様の守りのなかで隠された者として立ってい るのです。今、私のいる場所が世界福音化の場であるということを悟るならば、神様はいのちを 生かす祝福をくださいます。
3. 私は何を持ったのか
たとえ今までは、何の背景もないまま弱く荒れ果てた考えを持って生きてきたとしても、これからはそのままではいけません。いつも何もうまくいかず無能に見えたとしても、神様はその子 どもに、世の中が太刀打ちできない背景をくださいました。創造主なる神様が永遠に聖霊によ ってともにおられ、私の祈りに答えてくださいます。また、愛する子どもが危機に直面することの ないように、御使いを送って守ってくださいます。私たちをだますサタンを縛る権威もください ました。これからは神様の子どもらしく、神様がくださった最高の背景を持った者として生きて いかなければなりません。
目に見える私の姿ではなくて、隠された私のアイデンティティを回復して、いのちを生かす祝福の中に入る一日を送りましょう。 世界Remnant°大会 1講 / 2012.8.1