伝道者の生活
IIコリント4:7~15 │ 私たちは、この宝を、土の器の中に入れているのです。それは、 この測り知れない力が神のものであって、私たちから出たものでないことが明ら かにされるためです。 私たちは、四方八方から苦しめられますが、窮することはありません。途方にくれていますが、行きづまることはありません。(7~8) ♬定刻礼拝のための讃美 484番 こころにもだえあらば コリント人への手紙第二には福音を伝えていたパウロがどんな苦しみにあったのかについて細か く記されています。パウロは福音を伝えているときに牢屋に閉じ込められて、食べることも寝ることも ゆるされませんでした。死ぬほど鞭打たれて、生きる希望がなくなってしまうくらいに苦しい状態でし た。しかし、苦しみの中でパウロは落胆することなく、耐えることができると告白しました。パウロには どんな奥義があったので、苦しみと迫害に打ち勝つことができたのでしょうか。
1. 伝道者の生活
神様は私たちを世を生かす伝道者として召されました。伝道者であるならば、滅びることができせん。迫害されても見捨てられることはなく、倒されても滅びず、途方にくれても 行きづまることはありません。伝道者はどれだけ弱く見えるとしても、神様は伝道者であ る私を宝のように見ておられます。問題にあったとき、おそれずに真にすぐれた神様の計 画を探さなければなりません。伝道者の生活は、滅びることができない生活です。
2. 伝道者の告白
神様から答えをもらっても、人であるので、苦しみがくれば感謝を忘れてしまいます。今日という時間が伝道者にとっては一番価値ある時間になるべきですが、暗やみの勢力に だまされると無気力になり、悩みにもなってしまいます。世を生かすすべての祝福をくださ ると言われたのに、そのことが信じられません。世の中には私たちよりも苦しみの中で生 きている人がたくさんいます。伝道者である私たちは、キリストの中にすべてがあるので、 だまされてはいけません。いつでもまことの感謝を回復して告白できるならば、私も周りの 人も生かされます。
3. 伝道者の奥義
神様の子どもを惑わすサタンは、不安な心を与えて神様のみことばに集中できなくさせます。心配ごとを通して不満でいっぱいになるように、人を恨ませて神様から遠ざけるの です。神様は今が恵みを受けられる一番良い機会だと言われました。パウロは一番苦しい 状況にいたときに神様の隠された奥義を悟って祈りの奥義を味わい、他の人にもこの奥 義を伝えました。伝道者には問題が一番重要な答えの機会です。 フォーラムの主題 心を惑わし、混乱させるようなことがありますか。
一番苦しいときに契約を握って祈るならば、苦しみの 中に隠された神様の大きな計画を知るようになります。今、祈りを始めてみましょう。 インマヌエル教会 聖日 2部 / 2012.7.29