世の中に打ち勝つ奥義
Iコリント2:1~12│ ところで、私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊 を受けました。それは、恵みによって神から私たちに賜ったものを、私たちが知る ためです。(12) ♬定刻礼拝のための讃美 464番 心おちこみ 人間関係に疲れたり、教会で葛藤が生じたりすると落胆してしまいます。ともに信仰生活を送って いる人に対しては期待が大きいので、その分、大きく失望してしまいます。偶像崇拝がひどかったコリ ント教会でも争いが起きましたが、アクラとプリスキラ夫婦は揺れることなく答えを受けました。彼ら を中心にコリント教会が立てられて、ローマ福音化に最後まで用いられました。アクラとプリスキラ夫 婦は、現実の葛藤を乗り越えてどのように答えを受けたでしょうか。彼らの持っていた奥義は何でしょ うか。
1. 神の国
復活されたイエス様は、マルコの屋上の間に集まった弟子に40日間、神の国に対して語られました。初代教会は、神の国の奥義を握り、迫害と苦しみを乗り越えて福音でローマ を征服しました。プリスキラ夫婦は初代教会が見て味わった神の国の奥義を見ました。そ して、ローマから追放され、コリント地域に来たときに伝道者パウロに出会いました。苦し みと問題の中でも揺れることなく答えを受けることができたのは、神の国の奥義を味わっ ていたからでした。
2. 神様の子ども
私たちはイエス・キリストを信じて神様の子どもになりました。神様は私たちを神殿としてくださり、聖霊で永遠にともにおられます。神様の子どもである私たちに恵みでくださっ た祝福はとても大きなものです。これを生活の中で実際に味わうようにと願っておられる のです。プリスキラ夫婦は神様が恵みでくださった神様の子どもの身分と権威を味わった だけなのに、生活に多くの答えが現れ、世界福音化の祝福を受けました。
3. 神様の愛
愛は、もらった人があげられるものです。私たちは世では得ることのできない愛をもらいました。神様は神様を離れて滅びと呪いの中でサタンに捕らわれていた私たちに、イエス・ キリストを送ってくださいました。神様の愛は、力の中の力です。しかし、世は愛がないため に滅びます。大きな愛をもらったので、他の人にも分けてあげなければなりません。これが 伝道です。神様の愛を知った瞬間、すべての葛藤と問題を乗り越えるようになります。
フォーラムの主題 私はどんな奥義を持って信仰生活をしているでしょうか。プリスキラ夫婦が味わったキリストと神の国、 聖霊の満たしを深く黙想してみましょう。 インマヌエル教会 聖日 1部 / 2012.7.29