福音のいやし
マタイ8:1~17 夕方になると、人々は悪霊につかれた者を大ぜい、みもとに連れて来た。そこで、イエスはみことばをもって霊どもを追い出し、また病気の人々をみないやされた。これは、預言者イザヤを通して言われた事が成就するためであった。「彼が私たちのわずらいを身に引き受け、私たちの病を背負った。」(16~17) 定刻礼拝のための讃美 ○詳細な説明は95ペ-ジをご参考くださいフォーラムの主題いやしメッセージ / 2012.06.28 神様は悪に染まっていく世をいやす福音伝道者として私を呼ばれました。みことばで私の霊的問題をいやし、福音で世を生かす使命を黙想してみましょう。最近、新聞やテレビのニュースを見てみると、顔をしかめさせる話題ばかりです。医学が発達しても原因知らずの病気は増え、生活が豊かになっても凶悪犯罪や精神疾患は増加する一方です。世の中の力では説明することのできない問題が増えるので、すべての問題の根源が霊的な背景の中にあるということを知って、霊的ないやしに集中しなければなりません。すべての問題の解決は、ただ福音の中にあるということを悟って、世をいやす使命を持たなければなりません。福音のいやしをどのようにはじめるべきでしょうか。
1. いやしの使命
世の中は科学、医学、哲学など、さまざまな答えを提示しています。しかし、そのうちのどのようなものも人間の持つ根本問題、すなわち霊的な問題の解答にはなりません。霊的問題を解決して、神様を離れて罪とのろいの中に陥った人間を救い出せるのは、ただイエス・キリストの福音だけです。この福音を持った私たちは、世を見ながら福音の必要性を悟り、いやしの使命を持たなければなりません。神様が私たちを選び、救われた理由は、いやしの必要な世の中を福音によっていやすことです。
2. 聖書のいやし
弱小であったが、全世界に福音を伝えた初代教会は、霊的ないやしの重要性を知っていました。イエス様は、この地に来られ、一番最初に病気の人々と悪霊につかれた者をいやされました。また、復活された後にもいやしについて言われました。神様が神様の子どもに悪霊を追い出す権威をくださったという事実マルコ3:15を悟り、福音を通して神様の力が証しされ、みことばが宣言されることにより正しいいやしを体験しなければなりません。
3. いやしのための準備
世の中の多くの団体は、気功や瞑想など、さまざまないやしの運動を起こしています。表から見ればいやされたかのように見えても、福音ではない他のもので人間を救うことはできず、正しくいやされません。イエス・キリストの福音が唯一な答えであることを知り、正しいいやしの働きを行なわなければなりません。福音で答えを与えることができる働き人を立てて、いやしが必要な現場を探し出してみことば運動を始めなければなりません。これが、福音のいやしの始まりです。 36番 天つ御使いよ