異なる使命
使徒9:1~15 │ しかし、主はこう言われた。「行きなさい。あの人はわたしの名を、 異邦人、王たち、イスラエルの子孫の前に運ぶ、わたしの選びの器です。」(15) ♬ 定刻礼拝のための讃美 377番 みことばなる 人はそれぞれ自分なりの余裕と生活の目標を持って生きていきます。ある人は、成功するために生き ていき、またある人は楽しく遊ぶために生きていきます。ほとんどがより良い生活を送るため、幸せに なることに焦点を合わせています。しかし、世の中の人が知らない異なる使命を持って生きていってい る人がいます。使命のゆえに、名誉やいのちさえも惜しみません。私たちは神様の子どもです。神様の 子どもは、世の人が持っている使命ではない、神様のくださった異なる使命を持って生きていかなけれ ばなりません。神様の子どもに与えられた異なる使命をどのように悟ることができるのでしょうか。
1. 異なる次元
世の中は成功や幸せの基準を物質的な次元で探します。水準が高ければ、精神的な次 元で幸せを追求します。異なる使命を持ったパウロは、考える次元が異なりました。世の 中が追い求める知識や名誉、成功をちりあくただと思い、すべてにおいてイエス・キリスト の中にある者と認められることを願いました。また、貧しくても、豊かであっても、イエス・ キリストの中でどんなことでもできると告白しました。私たちにもパウロのように、イエス・ キリストの中にあるまことの価値を発見する異なる次元の使命がなければなりません。
2. 異なる奥義
パウロは私たちと同じ神様の子どもでしたが、異なる奥義を持っていました。神様のく ださる福音が宗教化された現場を見ました。また、多くの偶像、占いの文化に陥ったマケド ニヤを見て、彼らを生かす使命を持ちました。それだけではなく、全世界に影響を与えなが らも戦争で滅びていくローマの現場を見ました。私たちもパウロのように、福音に必要な 現場を見ながら、異なる奥義を持たなければなりません。
3. 異なる力
異なる奥義を見るならば、異なる力が生まれます。その中でも一番重要なことが祈りの 力です。死んでいく現場を見るならば、祈りが成り立つしかありません。この祈りの中で、 神様は伝道者に力を与えてくださいます。神様の力を持つ一人だけでもいるならば、現場 の文化が変わります。また、この力でどこにいるとしても唯一の力を得ることができます。 火 フォーラムの主題 新しい家族修練会 / 2012.5.22 私は何のために生きているのでしょうか。
今日、他の人と異なる奥義を発見して、異なる使命を持って生き ていくことができるように祈りましょう。