心を定めたダニエル
ダニエル1:1~9 │ ダニエルは、王の食べるごちそうや王の飲むぶどう酒で身を汚す まいと心に定め、身を汚さないようにさせてくれ、と宦官の長に願った。神は宦官 の長に、ダニエルを愛しいつくしむ心を与えられた。(8~9) ダニエルは、神様の前で心を定めました。ダニエル1:8 自分の考えどおりに心を定めたのではなく、神 様の願っておられることを祈りで求め、神様の計画に従いました。神様の願いが私の願いになるとき に、聖霊が私を守り、すべてのことを成就されます。神様の計画に命をかけるときに、最高の祝福と答 えをくださいます。どうすれば、神様のみこころと方向を見つけることができるのでしょうか。
1. 心を定めるときに、神様は知恵をくださいます
ダニエルが死の前で神様を見上げた時に、神様はダニエルに知恵をくださり、ネブカデ ネザル王の夢を解釈させてくださいました。このことを通して、異邦人の王がまことの神様 を認め、ダニエルは神様をほめたたえました。また、王の二番目の夢を解釈した後にダニ エルは総理の座につきました。ダニエルは死の危機の前でも、神様の契約を選択して、神 様はダニエルを知恵と力で導かれました。
2. 心を定めたときに、神様は出会いの祝福をくださいました
心を定めたダニエルに、神様は三人の友だちに会うようにされて、危機と苦しみの中で も揺れないようにされました。ダニエル3:8~24 ダニエルと三人の友だちはお互いに信仰が通 じ合い、苦しみの中でも神様のみこころを握って決断し、実力を備えました。神様の前で、 神様の計画にしたがって心を定めたときに、ともに福音を伝えて現場を生かす弟子に出会 うようにしてくださいます。
3. 心を定めるときに、神様は危機を機会へと変えてくださいます
ダニエルはさまざまな危機にあいましたが、ただ祈りに専念しました。悪い政治家が陰 謀を企てているということを知っていましたが、神様のみこころを信じていたので恐れま せんでした。獅子の穴に入れられる刑罰を受けましたが、死の中でも神様が守ってくださ るということに確信を持っていました。神様は主の御使いを送って獅子の口を防ぎ、すべて の民に神様が生きておられることを見せてくださいました。
神様の子どもは、神様のみこころに従順にして、神様のみことばに確信を持たなければなりません。大胆 に、正しく苦しみの前で神様の知恵を求めましょう。