ダビデが受けた答え
詩篇78:71~72│ 乳を飲ませる雌羊の番から彼を連れて来て、御民ヤコブとご自分 のものであるイスラエルを牧するようにされた。彼は、正しい心で彼らを牧し、 英知の手で彼らを導いた。 ダビデには二種類の力がありました。一つ目は、石を投げる技術で、二つ目は神様がともにおられ るという確信でした。羊を飼っていたダビデは、猛獣から羊を守るために石を投げる技術を身に付け たのですが、その実力は、走っていく獅子の頭に石を投げて獅子を倒してしまうほど優れたものでし た。また、ダビデは野原で神様と対話をして、神様に信仰を告白する詩を書いて、霊的に力を得るほ かの人とは違った奥義を持っていました。
1. 答えのはじまり
神様がダビデを召されたときに、ダビデは羊を飼う羊飼いでした。ダビデが羊飼いとし て最善を尽くして霊的な奥義を味わっていたときに、神様はイスラエルをその手に任せる 計画を持っておられました。詩78:71 今、私のいる学校、職場、現場で重要なことを準備しな ければなりません。今、私に任せられたことの中で、私に与えられた才能と機会を開発し て、実力を積み重ねなければなりません。また神様との深い疎通と祈りの奥義を味わって いるならば、時代を生かす答えを与えてくださいます。これが、神様がダビデを用いられた 奥義であり、神様が今私に願っておられることです。
2. 答えの過程
サムエルがダビデを訪ねて来て、頭に油を注ぎました。その日以降、主の霊がダビデに 激しく下りました。Ⅰサムエル16:13 神様がダビデを通して成し遂げられるビジョンを悟った後 から、ダビデの人生は大きく変わるようになりました。ペリシテに奪われた契約の箱の奥 義を悟り、契約の箱を置く神殿を建てる準備を始めました。神様が私を通して成し遂げら れる伝道と宣教のビジョンを悟らなければなりません。そのときに、私の人生もダビデの ように神様の御手に捕らえられるようになります。
3. 答えられる理由
ダビデはゴリヤテと戦わなければならない理由を持っていました。Ⅰサムエル17:29人々は 神様を冒とくするゴリヤテの前で震え上がりましたが、ダビデは異なりました。羊を飼い ながら練磨した石投げの技術が、このときのためであるということを分かりました。ダビデ は、青少年期の好奇心や反抗心ゆえに出て行ったわけではなく、時代を見る目を開いてい ました。羊を守りながら積み重ねてきた石を投げる技術を通してゴリヤテを一度で倒して しまったダビデは、全世界に神様の御名と力を知らせました。
フォーラムの主題 私には答えを受ける理由があるでしょうか。神様が私を召された理由を知っていますか。深く黙想して記録してみましょう。理由があるなら、今日、私の生活は完全に変わります。 日本{Remnant大会 2講 / 2012.3.29