神様が計画された伝道
使徒11:19~21│さて、ステパノのことから起こった迫害によって散らされた人々は、 フェニキヤ、キプロス、アンテオケまでも進んで行ったが、ユダヤ人以外の者には だれにも、みことばを語らなかった。ところが、その中にキプロス人とクレネ人が 幾人かいて、アンテオケに来てからはギリシヤ人にも語りかけ、主イエスのことを 宣べ伝えた。 (19~20)
♬定刻礼拝のための讃美 511番 わが主イエスよ
お金と力が無いのに、世界福音化に用いられた初代教会は、どんな奥義を味わっていたのでしょう か。初代教会はともに集まり、祈って礼拝をささげ、神様の力を体験しました。神様のみことばが成就 する現場を見て、神様が計画された伝道を見ました。神様が備えられた伝道の計画を見たヨセフとモ ーセ、サムエルは、行く所々で祈りの答えを受け、聖霊の満たしを味わいました。神様が私を通して成 されようとしている伝道は何でしょうか。
1. 神様の絶対的な計画があります
多くの人が伝道は難しく、伝道が上手くできないと話します。しかし伝道は良くできる、 できないということではなく、神様の絶対的計画によって成り立つものです。福音を伝え る時に、神様が救おうと定められた人は、福音を受けます。また、神様が与えられたみこと ばを伝える時に、地域と現場の暗やみの勢力が退きます。伝道運動を通して神様の主権 を確認し、神様が願っておられる正しい伝道を確認することができます。
2. 永遠の前から定められている奥義があります
神様は世の中を創造される前に、救われる者を定め、計画されました。福音を聞いてイ エス様を救い主として受け入れることが偶然のように見えますが、神様の計画に従って成 就したことです。それならば、神様が私を通して何をすることを願われるのでしょうか。神 様は救われた者を通して、世界に福音を伝えることを願われます。伝道の使命を悟ること ができなければ、契約を失ったイスラエル民族のように、さ迷うしかありません。伝道は救 われた者の祝福であり使命です。
3. 決断をしなければならない三つのことがあります
イスラエルの民は、神様が下さった契約を伝達されたのですが、伝道と宣教の重要性を 知ることができず、福音を伝える働きを怠りました。このために、強大国の属国となり、捕 虜生活をするなど苦しみに会いました。災いか伝道か。戦争か伝道か。捕虜生活か伝道 か。私たちは選択をしなければなりません。これが聖書のメッセージであり、教訓です。福 音を持った者が伝道にいのちをかけるとき、神様が災いと呪いから守り、導かれます。
神様が私を救われ、神様の子どもとして召されたということは、私を通して成就される伝道の計画がある ためです。使徒の働きのみことばを黙想して、私に向けられた伝道の計画を探してみましょう。 66 テグ地域伝道集会2講/2012.3.20