福音を持った者の生活
使徒28:30~31│こうしてパウロは満二年の間、自費で借りた家に住み、たずねて 来る人たちをみな迎えて、大胆に、少しも妨げられることなく、神の国を宣べ伝 え、主イエス・キリストのことを教えた。
♬定刻礼拝のための讃美 200番 主イエスに血しおの
福音を持っているのですが、神様を信じない人のように生活している人がいます。福音は最高に価 値のある救いの奥義です。多くの人が神様を知らないために、知ることのできない未来に不安を感じ ていて、原因が分からない問題のために苦しんでいます。しかし、救われた者には、聖霊が永遠にとも におられ、神様の計画を見せてくださって導かれます。それなら、福音を持っている者はどんな生活を して、どのように導かれるべきでしょうか。
1. すでに来ている祝福を味わえばよいのです
多くの信徒が祈りの答えを誤解します。今までなかったお金が入ること、なかった力が 生じること、私が望んでいたことがかなうことを祈りの答えだと思っています。しかし、祈り は私のことを求めるのではなく、みことばから神様の計画を探すことです。聖日のみこと ばを黙想しながら、神様が救われた私に恵みによってくださったものを探してみましょう。 信仰生活は奇跡のような祈りの答えによって始まるのではありません。与えられたみこと ばの中で神様の計画を探して、ささいな出会いと事件で神様の働きを味わうことが信仰生 活です。
2. 出会いの祝福を味わえばよいのです
毎日、ささいなことに見えますが、いろいろな出会いがあります。人に会って他人の悪口 を言ったり否定的な話をする間、不信仰が芽生える可能性もあります。今日与えられた出 会いを通して、どのように手伝うことができるのか、神様の前で質問してみましょう。短い 出会いを通しても神様は伝道の門を開かれます。また、現場の弟子をおいて祈りながら、 神様が現場と地域に向けてどのような計画を持っておられるのかを祈りながら発見しなけ ればなりません。
3. 現場を生かす祝福を味わえばよいのです
現場には多くの人が災いとのろいのために苦しめられ、答えがないためにさまよってい ます。政治、経済、文化全般の指導者が、隠れた霊的問題のために苦しんでいます。神様 を知らないために飢え渇いている人々を霊的な目で見ながら、彼らを生かすために正しい 伝道運動が起きるように祈らなければなりません。現場のために祈るとき、神様が隠され た弟子との出会いを与えられ、みことばを絶えず分かち合いながら祈るとき、教会を通して 地域が生かされる祝福を味わうようになります。
今日あるたくさんの出会いと足を運ぶ多くの現場を思いながら、みことばを深く黙想し、神様が私を通し てなさる伝道計画と時刻表を発見しましょう。 46 新しい家族/現場働き人修練会/2012.3.13