神様の方法をなぜ知らないのでしょうか
Ⅱ列王2:7~11│渡り終わると、エリヤはエリシャに言った。 私はあなたのために 何をしようか。私があなたのところから取り去られる前に、求めなさい。」すると、 エリシャは、 では、あなたの霊の、二つの分け前が私のものになりますように」 と言った。 (9)
♬定刻礼拝のための讃美 405番 われをもすくいし 沼に落ちてしまった人に、自分の力で出てくるように言っても絶対に出ることはできません。もがけ ばもがくほど、さらに深みにはまってしまいます。動けばよけい落ちてしまう沼から、早く出てくるよう に言うのと同じように、宗教は自分で人生の問題を解決しなければならないと言います。人生の問題 を自分ひとりの力ではどうすることもできないということを知っておられる神様は、人間に命づな、す なわちキリストを送ってくださいました。これを福音と言います。命づなを握りさえすれば、沼から出て くることができるのですが、ほとんどの人は、命づなを握ることなく自分の方法どおりにしようとしま す。なぜでしょうか。
1. 錯覚しているからです
神様はすでにエリヤを用いるために選び、召されて、時を待っておられました。神様は 完璧に備えておられましたが、エリヤは続く苦しみの前で力を失い、落胆していました。裁 判もなく死刑宣告が下され、指名手配されたエリヤは、死ぬことまで考えました。自分の 力でしなければならないと錯覚したので、神様のくださった召命も忘れてしまったのです。 しかし、神様の計画はエリヤの考えとは完全に異なりました。苦しみと苦痛の背後には、 隠された神様の計画があります。サタンにだまされて錯覚してはいけません。
2. 神様の子どもの権威を使わないからです
時々、 なぜ勉強しなければならないのか、なぜ生きていかなければならないのか、な ぜ伝道しなければならないのか」と質問したりします。神様は創造の前から私たちを通し て福音があかしされるように選び、召されました。しかし、目の前に見える現実が絶望的 で、肉体の問題が苦しければ、神様のみことばが耳に聞こえてきません。暗やみの勢力を 打ち砕き、神様の子どもの権威を使う瞬間、神様のみことばが私のいる現場に臨むように なります。
3. 神様の知恵を求めないからです
ほとんどの信徒が祈りの味を知らないので、祈らず、自分の基準どおりに生きていきま す。問題の前で傷心して、もがいても変わらない状況が続くと、自分も知らないうちに神様 を信じない体質になっていきます。人間は神様の知恵と力を得なければなりません。深い みことば黙想を通して、心と考えに神様の恵みを体験して、神様のくださる力を得なけれ ばなりません。
フォーラムの主題 私たちは神様にかたどって造られた神様の子どもです。神様の方法どおりに天の権威を使ってみてくださ い。今日、霊の二つの分け前をくださいと、深い黙想をして祈ってみましょう。 24 インマヌエル教会聖日2部/2012.3.4