伝道者が備えなければならないこと
ピリピ3:8~21│それどころか、私の主であるキリスト・イエスを知っていることの すばらしさのゆえに、いっさいのことを損と思っています。私はキリストのために すべてのものを捨てて、それらをちりあくたと思っています。それは、私には、キリ ストを得、また、 (8)
♬定刻礼拝のための讃美 446番 いわなるイエス
神様の子どもなのに、自分の生活を見てみると信仰がないように見えることがあります。そのよう な自分の姿に失望したり、反対に信仰のない他の人を見て、疑問に思ったりもします。神様と通じ合う 時間がなく、肉体的な生活に縛られて霊的な祝福を逃しているからです。霊的な奥義を味わう伝道者 は、何を備えているべきでしょうか。
1. 捨てることがあります
神様の子どもは、すべてのことにおいて聖霊の導きを受けることがとても重要です。しか し、何が聖霊の導きなのか分からない理由は、みことばは聞くけれど自分の考えと計画に 執着しているためです。福音の中には知恵と知識のすべての宝が隠されているのにもかか わらず、 コロサイ2:3 苦しみにあうと、みことばは思い浮かばず、自分なりの経験と方法を持っ て解決策を探します。神様の子どもにやってくる問題と苦しみは、神様の前で信仰を告白 する重要な機会です。伝道者が不信仰を捨てて、信仰を選択して告白することがとても重 要です。
2. 取ることがあります
私たちは、お金、名誉、人気などに未練を持たずに、ただ神様の栄光のために生きてい きたいと告白します。この世で生きていると予想もつかない出来事が多いので、思いのほ か簡単にはできない告白です。しかし、信仰の告白は成就されていきます。みことばを継 続して聞き、黙想をして福音と信仰の中で成功した人の話を参考にしながら、自分に必要 なものを取ることができなければなりません。
3. 味わうことがあります
経済的に苦しかったり、事がうまくいかなかったり、成績が期待はずれだったりすること があります。うまく努力したとしても、霊的な力がなければ正しい動機や意欲が生まれま せん。暗やみの勢力は、神様の子どもが祝福を受けることができないように苦しめて、環 境と人を通してだまそうとします。危機にあってから神様を見上げるのではなく、神様の子 どもの身分と権威を味わい、日々みことばを逃すことなく、聖霊の導きを受けることがとて も重要です。 暗やみの勢力は、神様の子どもが失敗して倒れるようにだまして攻撃します。
私は今、どんな不信仰にだ まされているのでしょうか。そして、どんな信仰が必要なのでしょうか。今、心の中にある私の信仰を告白 してみましょう。 20 核心訓練メッセージ/2012.3.3