伝道弟子の祝福
使徒1:14│ この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たち とともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。
♬ 定刻礼拝のための讃美 346番 ナルドの壷
使徒の働き1章14節には、24時間ひたすら祈りに専念した弟子の姿が描かれています。神様は私を現場と時代を生かす伝道弟子として呼ばれました。伝道弟子は、神様の時刻表と道しるべ、目標を見て、これを契約として握らなければなりません。目に見える問題や苦しい環境に心を奪われることなく、ただ神様のくださる計画だけを見上げて味わえばよいのです。福音だけが真理であることを悟った人が伝道弟子です。伝道弟子が味わうべき祝福は何でしょうか。
1. 伝道の三つの原理
伝道弟子が味わうべき伝道の原理があります。一つ目は、伝道の黄金漁場です。人が多い場所が黄金漁場なのではありません。神様の願っておられる弟子が立てられる場所が黄金漁場です。この現場で福音を伝えるときに、福音運動を続ける弟子が見えるようになり、霊的に死んだたましいが生かされます。弟子とともに教会でみことばを分かち合い、祈る時に、パウロがルデヤに会って伝道の実を結んだように祝福を味わうようになります。
2. 五旬節の奥義 使2:1
五旬節の日になって、聖霊の働きが起きました。使2:1 神様のくださる祝福を意味する三つの祭り(過越の祭り、五旬節、収穫祭)は、単純な記念日なのではありません。三つの祭りを通して神様のくださる契約は、今も成就しています。神様が私の生活を通してみことばを成就されることを発見できるならば、問題の前でも不信仰することなく余裕が生まれます。五旬節に約束された神様の祝福を通して、契約を握った伝道弟子が時代を生かします。
3. 現場、福音を受ける人、弟子
伝道は私の力や能力ですることではありません。神様が福音を持った私のために現場と福音を受ける人、弟子を備えられました。ペテロがイエス・キリストの御名によって立たせた、神殿の美しの門の足なえも、神様が備えられた人でした。伝道の門が開かれる現場ごとに、神様はコルネリオのような弟子を備えられました。神様の立てられた現場、人、弟子を発見する時に、神様の方法で成り立つ伝道を味わうようになります。
フォーラムの主題 伝道弟子のいる現場は、神様が福音を伝えると定めて備えられた場所です。この事実を忘れずに、今日、私のいる場所にある神様の計画を発見しましょう。