回復すべきこと
創32:24~32│ するとその人は言った。「わたしを去らせよ。夜が明けるから。」しかし、ヤコブは答えた。「私はあなたを去らせません。私を祝福してくださらなければ。」(26)
♬ 定刻礼拝のための讃美 485番 わがめをひらきて
ヤコブは福音を知っていましたが、いつも衣食住の問題を心配して、神様のみことばを100%信じま せんでした。特に、ヤコブの兄は契約を知らずに、ヤコブと父親を憎み、ヤコブに苦痛を与えました。ヤコブの母の兄であるラバンもまた、ヤコブの愛するラケルを利用して、21年間ヤコブをだましました。もし、家族の中で、私と家庭を苦しめる人がいるならば、不信仰を捨て、祈らなければなりません。家庭と人のゆえに苦しんだヤコブが回復した三つのことは何でしょうか。
1. 霊的な体験をするくらい祈りました
神様はヤコブと彼の家庭を選ばれ、神様の計画を成し遂げることを約束されました。創25:23 しかし、ヤコブは兄の祝福を奪い、兄から逃げました。神様はあなたの子孫によって祝福すると語り、創27:1~46 逆に恐れているヤコブに確信を与えられました。神様の声を聞いたヤコブは、ようやく神様を信じて祈り、主の御使いに会うほどに深い霊的な体験をして、霊的な力を得ました。
2. 信仰を回復しました
ヤコブは父親をだまして兄の祝福を奪いましたが、福音を持った者ならば、そうする必要はありません。神様を完全に信じなかったヤコブは、苦痛の中で過ごしましたが、神様の子どもは、神様のみことばに従うだけでいいのです。ヤコブは神様が願っておられる生活をしようともがきましたが、自分の考えのほうが先走り、すべての状況を心配して、続けて苦難を受けました。創28:10~24 信仰を回復するとき、神様の祝福が始まります。
3. 神様の方法を見上げました
ヤコブが家を出てからそれまでに集めた財産を持って、母の兄のラバンから離れ、故郷へと向かいました。ヤコブは、年月が経ったために、兄の気持ちも変わっているだろうと思いました。しかし、ヤコブの兄は、年月が経ってもヤコブを喜んで迎えませんでした。兄との対立が続くと、ヤコブはやっと自分の考えを捨てて、神様が与えられた使命を見上げました。創32:24~32 神様の方法は、私たちの考えと水準を越えます。
フォーラムの主題 私の目の前に見える現実と息詰まる事件は、神様がなさることを信じられないように私たちをだまします。問題の前で、神様の方法が何かを黙想しましょう。