良い働き人
使徒1:8│ しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。
♬ 定刻礼拝のための讃美 235番 生命のみことば
多くの人が教会に良い働き人がいないと言います。良い働き人とはどのような人なのでしょう。教会に献身し、伝道に心をおく働き人は初めから決められているわけではありません。教会の中で信徒がお互いのために祈りながら助け合うときに、福音を深く味わい、献身する働き人が立てられます。良い働き人として立たされるためにはどのようなことを準備するべきでしょうか。
1. 個人化
個人化はみことばを深く黙想して、福音を完全に私のものとして味わうことです。教会の中では毎週礼拝を捧げますが、みことばを私のものとして味わえない信徒がたくさんいます。神様は確かに生きておられて、講壇のみことばを通して私に必ず必要な神様のみことばをくださいます。このみことばを一週間毎日黙想して、神様のくださる新しい力を得ることが一番重要です。みことばを深く黙想して私のものとして味わうときに、霊的な力を得て、霊的な問題もいやされます。福音が個人化されてこそ、伝道運動を心に抱いて献身することができます。
2. 祈りのチーム
みことばを私のものとして味わう人が集まって祈るチームを作ることを祈りのチームと言います。また、福音を持った者たちがともに集まって、福音とみことばを個人的に味わうことのできるように、ともにフォーラムして祈るために集まることが祈りのチームです。福音を持った者たちが心を込めて教会のために祈るときに、祈りのチームが中心となって教会と信徒が霊的に生かされて、教会がある地域と信徒の現場に伝道運動が起こされます。祈りのチームが集まって祈るときに、不平不満、不信仰がなくなり、地域で伝道の門が開かれて、教会がみことばにしたがって動くようになります。
3. ワンネスOneness
みことばの答えをともに分かち合い、伝道者の生活をともにフォーラムして祈る祈りのチームが教会の中に多く立てられるようになれば、教会のすべての信徒が福音によって一つとなる答えを味わうようになります。このとき、地域の現場と文化を掌握している暗やみの勢力が崩れるようになります。問題の前で人の基準で考えて判断するのではなく、その背景の暗やみの勢力を知り、霊的な戦いをしなければなりません。人間主義と、世の文化、さまざまな事件や葛藤の中でも、福音で一つとなるときに、霊的な戦いに勝利することができます。
フォーラムの主題 良い働き人はみことばで神様と疎通し、人と疎通する人です。みことばを私のものとして心にと め、ともに祈るチームを作って重要なフォーラムと祈りをはじめてみましょう。