神様の子どもの武器
使徒1:1~8│ しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。 (8)
♬ 定刻礼拝のための讃美 82番 わが喜び、わが望み
マルコの屋上の間に集まった初代教会の信徒は、危機の状況にぶつかっていました。力のあるロー マとユダヤ宗教の指導者は、マルコの屋上の間に集まっていた彼らを迫害し、そこに集まっていた人々は、世間的に力がありませんでした。しかし、彼らには福音があり、苦しみの中で心を一つにして祈ったとき、聖霊が臨まれて力を受けました。マルコの屋上の間に集まった信徒にとっての唯一の武器は、世の中の権力でも、お金でも、名誉でもなく、ただ福音だけでした。暗やみの勢力に満たされたこの時代を生きながら、戦うことができる私の武器は何でしょうか。
1. 自分自身との疎通 使1:1
自分自身と疎通する方法は多くありますが、福音を持つ神様の子どもであるならば、神様のみことばを通して、自分自身と疎通しなければなりません。毎週聞く講壇のみことばを、毎日黙想するとき、みことばが心に込められ、福音に邪魔になる体質がいやされて、問題の後ろに隠された神様の計画を発見するようになります。また、過去が土台になり、私の中に込められたみことばが、今日と未来を決定するようになります。このとき、神様と深く疎通する個人の祈りが始まり、神様の力を味わいながら、地の果てにまで証人として立てられる祝福を受けます。
2. 教会との疎通 使2:1
みことばによって自分自身と疎通するとき、教会ですべきことが見えます。まず、牧師先生を右腕のように助け、神様が教会を通してなさろうとすることを知らなければなりません。教会の中での疎通は、五旬節の契約の回復を意味します。 使2:1 信徒が教会の中で、みことばによって疎通するとき、教会に風が吹き、炎のような働きが起きて、伝道の門が開かれます。このとき、宣べられるみことばがすべて成就される祝福を味わいます。
3. 世の中との疎通 使3:1
世の中と霊的に疎通することがまさに、伝道運動です。私自身とみことばによって疎通し、教会で五旬節の答えを回復するとき、世の中を見る霊的な目が開かれ、福音が必要な人に答えを与えることができます。ペテロとヨハネが、神殿の美しの門にいた足のなえた人を見ながら、重要な答えを伝えたように、私たちも世の中と疎通するならば、まことの伝道者として立つようになります。また、神様が与えられた力と権威を味わいながら、世の中が不可能なことを果たすようになります。 フォーラムの主題 みことばによって、自分自身と教会、世の中と疎通するとき、霊的な力を受けます。聖日に受けた みことばを深く黙想して、霊的な疎通に挑戦しましょう。