ヨシュアの使命の始まり
ヨシュア1:1~9│ わたしはあなたに命じたではないか。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない。あなたの神、主が、あなたの行く所どこにでも、あなたとともにあるからである。」 (9)
♬ 定刻礼拝のための讃美 96番 この世の闇路には
ヨシュアは出エジプトの事件をはじめとして、イスラエルの民に見せてくださった神様の働きを直 接見て、モーセの弟子として重大な任務を遂行しました。特に、ガデシュ・バルネアでカナンの地を偵察した後、信仰の報告をした人物です。そして、モーセが死んだ後、ヨシュアにカナン征服の使命が与えられました。ヨシュアはカナン征服の使命をどのように全うしたのでしょうか。
1. 証人の確信
ヨシュアは出エジプトの証拠を目撃した証人です。神様は、ヨシュアが踏むすべての地を与えると約束されました。神様が、強く雄々しくあれとみことばを強調されたのは、カナン征服を前にして、みことばの証拠を刻みこみなさいという意味でした。証拠を持っている人は、まわりの状況に揺れたり、人のそしりと非難に倒れたりしません。私に与えられた神様のみことばを握って黙想する時に、ヨシュアのような信仰が与えられます。
2. 答えの確信
ヨシュアがみことばで確信を持って祈りを始めた瞬間、ヨルダン川の分かれる答えを受けました。エリコの町の前で民が7日間契約の箱について回りなさいというみことばをそのまま行ったところ、エリコの城壁は崩れました。エモリの連合軍と戦ったギブオンの戦いでは、月と日が止まる働きが起きました。ヨシュアがみことばを握って行ったときに、後にも先にもない答えを体験しました。神様は、みことばを握る証人に答えられます。
3. 新しい答え
ヨシュアとイスラエルの民が答えを受けると、カナンの周辺の国がうわさを聞いて恐れおののきました。エモリの連合軍とカナンの7つの部族の王たちが、神様の力についての話を聞いて、恐れおののきました。神様のみことばを握る時に、暗やみの勢力は恐れてふるえ、逃げていきます。私の心と思いにみことばが刻み込まれて、私の生活を左右するくらいになるならば、霊的な力があらわれて、すべてのことに勝利するようになります。
フォーラムの主題 心の中に何が刻み込まれているのかによって、生活の結果が変わってきます。私たちは、毎日みことばで生まれ変わらなければなりません。一日で一番良い時間に、みことばを黙想してみましょう。