真実な祈りを受けられる神様
使徒2:1~4│ 五旬節の日になって、みなが一つ所に集まっていた。すると突然、天から、激しい風が吹いてくるような響きが起こり、彼らのいた家全体に響き渡った。また、炎のような分かれた舌が現れて、ひとりひとりの上にとどまった。すると、みなが聖霊に満たされ、御霊が話させてくださるとおりに、他国のことばで話しだした。
♬ 定刻礼拝のための讃美 404番 妙なる神の愛
ハドソン・テイラーが船に乗って、中国という宣教地に向かう途中、海のど真ん中で船が動かないと いう困った状況になりました。船員全員が不安に思ったのですが、ハドソン・テイラーは心を静めて 神様に切に祈り、少ししてから風が吹いて船が動き始めました。どんな状況でも、信仰によってささげる真実な祈りは、神様が聞いてくださり、必ず働かれます。
1. 真実な状態
肉体を持って生活する私の水準と基準では、神様がなさることを知ることはできません。もっとも身近な人にだまされたり、自分の弱さを見て落胆して、祈ることができない荒れ果てた心に変わったりもします。心とたましいが生かされるためには、真実な祈りを始めなければなりません。偽善と嫉妬、欲望を捨てて、神様の前に謙遜に立ってください。救われた者が真実に祈れば、神様が聞いてくださいます。
2. 私を変える状態
私にとって、できることよりは、できないことの方が多いです。 なぜうまくいかないだろうか。なぜこんなに貧しいのだろうか。読書もたくさんして、祈っているのに、現場に行くとなぜうまく行かずに失敗するのか」と悩んだりもします。仕事でだまされ、教会で人を見て揺れて、答えがないと神様を恨みます。暗やみの勢力は、神様の奥義を知らないように、瞬間ごとに私たちをだまします。しかし、神様の力を信じると、私を変えることができます。
3. 正しい力
人の力ではできませんが、神様がなさるとすべてが可能です。私に問題が生じたとき、恐れずに事実を見て
、失望しない信仰の考えと姿勢が重要です。力がなく、無能のように見えても、神様は契約を知る者に、新しい力を与えると約束されました。この奥義を知って、神様が与えてくださる力を備えるならば、現場は生かされます。
フォーラムの主題 私の力ではない神様の力を信じて、伝道者の生活を真実に始めれば良いのです。今日、私の中心 をささげ、今もっとも重要な祈りを、神様の前で真実に祈ってみましょう。