エパフラスの宣教の働き
コロサイ4:13│ 私はあかしします。彼はあなたがたのために、またラオデキヤとヒエラポリスにいる人々のために、非常に労苦しています。
♬ 定刻礼拝のための讃美 259番 主の光の使者よ
コロサイ人への手紙は、パウロがコロサイ地域にある教会に送った手紙です。本文は、エパフラス の宣教の働きに関するものですが、エパフラスは、福音の死角地帯であるラオデキヤとヒエラポリス で伝道活動をした働き人です。エパフラスのように、神様の祝福を世界の現場に伝える使命を抱かな ければなりません。
1. ラオデキヤ
ラオデキヤは、現在のトルコに位置した都市の古い名前で、アンティオコス2世テオスの夫人の名にちなんでつけた都市名です。近くに位置しているヒエラポリスから流れる温泉の水が病気をいやす効果がある、有名な温泉地域です。特に、温泉の水で作った目薬が有名であった豊かな商業都市でした。しかし、内面を見ると、福音がなくて、災いに満たされた都市でした。エパフラスは、霊的な目を開いて、ラオデキヤで福音を伝え、パウロと弟子たちは、彼が伝道できるようにサポートしました。
2. ヒエラポリス
ヒエラポリスは、偶像、霊媒、占いがひどかった都市でした。そのあおりで、貧しさとあらゆる精神病で苦しむ人がいっぱいでした。エパフラスは、この地域でみことばを伝えながら、福音共同体を立てました。彼が契約を心に抱いてみことばを伝えたとき、地域を変える聖霊の働きが現れました。神様のみことばは生きていて、宣べ伝えられた後には必ず成就されます。心を打つ現場と人々をおいて、神様のみことばを伝えるための祈りを始めなければなりません。
3. コロサイ
コロサイ教会は、パウロが立てた教会で、多くの実を結びました。重職者ピレモンが所属していて、のちにオネシモというピレモンの奴隷が、罪を犯して監獄に入った時にパウロに出会って伝道者に変わり、コロサイ教会を仕える監督にもなりました。この働きに仕えた人がエパフラスです。エパフラスは、パウロとピレモン、オネシモが一つの心で疎通するために助けて、福音の働きの模範を見せました。
フォーラムの主題 エパフラス一人のゆえに起きた霊的な答えを黙想しましょう。私の関係している教会と教役者、 現場と重職者、 Remnant○のために仕えながらはたすべき働きは何でしょうか。