祈りの力
民20:10~13│ しかし、主はモーセとアロンに言われた。 あなたがたはわたしを信ぜず、わたしをイスラエルの人々の前に聖なる者としなかった。それゆえ、あなたがたは、この集会をわたしが彼らに与えた地に導き入れることはできない。」 (12)
♬ 定刻礼拝のための讃美 490番 主よ、われをとらえて
神様は、イスラエルの民をエジプトから解放され、 10日ほどで行けるカナンの地に40年かけて行く ようにされました。これは、不信仰と自己満足に陥って生きていた民に、信仰を与えるための神様の方法でした。紅海とヨルダン川を渡るようにされた理由も、イスラエルの民に祈りの力と、神様が生きておられることを悟らせるためでした。イスラエルの民が悟った祈りの力は何でしょうか。
1. 過越祭の祈り
エジプトの奴隷として、暗やみの権威の下にいたイスラエルの民が、キリストの血によって救われた日が過越祭です。この契約を握ったイスラエルの民は、暗やみの勢力から解放されました。同じように、私たちがイエス・キリストを信じる瞬間、いま聖霊で働かれます。心の中に悩みが多く、苦しい現実の状況の前で揺れるならば、サタンの勢力を滅ぼされた過越祭の契約を握って祈りながら、新しく始めることです。
2. 五旬節の祈り
荒野の道を歩くイスラエルの民は、水も食べ物もない荒野で、飢え死にすると考えました。神様は不信仰するイスラエルの民に、新しい信仰を与えるために、50日目に穀物を刈り入れるようにされました。この日が五旬節です。神様は危機の瞬間ごとに、イスラエルの民が五旬節の契約を握って祈る時に、マナとうずらを与えられたように、完璧に導かれました。
3. 収穫祭の祈り
イスラエルの民が穀物を刈り入れてたくわえた日が、収穫祭です。収穫祭は、私たちが行くべき天国の背景をも意味します。これは、私たちが祈るたびに、主の聖霊が私の生活に働かれ、主の使いを遣わされて天の背景でともにおられるという、完全保証です。この事実を信じることができるとき、祈りの答えを受けることができます。私たちは、聖霊の働きと、天の御座の祝福を握って、祈りを回復しなければなりません。
フォーラムの主題 過越祭は救い、五旬節は信仰生活の力、収穫祭は天国の背景を意味します。この契約を握って、 祈りの力を体験する時間を持ちましょう。