伝道者が祈ること
使徒1:14│ この人たちは、婦人たちやイエスの母マリヤ、およびイエスの兄弟たちとともに、みな心を合わせ、祈りに専念していた。
♬ 定刻礼拝のための讃美 256番 目を上げ天を見よ
答えを得るためにあがいているものの、自分の利益のために生きている人は、すべてを自己基準で 判断する傾向があります。自分の考えが神様が与えられた答えであると錯覚します。特に自分の言葉 と行動、仕事が伝道運動に有益なのか、神様が私にくださった契約が唯一の答えであるのか知らない人もいます。伝道者が福音の目でこの世を見て、神様が願われる答えを受けるためには何を祈るべき でしょうか。
1. 現場を見ながら祈らなければなりません
私の考えを下ろす瞬間、神様の計画が見え、現場から弟子を見つけるようになります。イエスがキリストだと告白したペテロは、神様の子どもという確信を持つようになってから、それまでは目に見えなかった足のなえた男が目に見えるようになり、その男が立ち上がる奇跡を体験しました。力がなく、みすぼらしく見えた初代教会の信徒が、現場をおいて祈ると炎と強い風のような聖霊の働きが起こりました。
2. 神の国が臨むように祈らなければなりません
何か問題があったときや、人生の重要な問題の前で、神様が願われることは何かを質問してみましたか。初代教会がどのように世界を征服したのか知っていますか。原因も分からない苦痛が生じる理由を考えてみたことがありますか。傷だらけで答えを知らないためにさまよっている人に、はたしてどんな答えを与えるべきでしょうか。伝道者であるならこの質問に答えられなければなりません。神の国が臨まれると、すべてが生かされます。
3. 聖霊の満たしを祈らなければなりません
イエス・キリストを知っても生活の中で神様がともにおられるという確信がなければ、瞬間ごとに揺れるようになります。聖霊の満たしは私の中におられる神様が私の主人になって私を治め、聖霊によって満たされているという意味です。自分の主張を通さずに神様のみこころを求めていた初代教会の信徒は、みんな聖霊の満たしを受け、世界福音化の門も開かれました。伝道者は生活の中でイエス・キリストを実際に味わいながら答えを受けてこそ勝利します。
フォーラムの主題 私の周りと現場にどんな問題があるかよく調べて、あせらず聖霊の導きを受けてみましょう。私 が立っている現場に伝道の働きが起きて神の国が臨むように祈りを始めましょう。