神様がくださった答え
ローマ16:17~20│ あなたがたの従順はすべての人に知られているので、私はあなたがたのことを喜んでいます。しかし、私は、あなたがたが善にはさとく、悪にはうとくあってほしい、と望んでいます。 (19)
♬ 定刻礼拝のための讃美 333番 わが主にそむきて
初代教会の信徒が危機の前で揺れなかった理由は、福音の奥義を知っていたためです。福音の確 信があったために、問題の中に陥らずに神様の絶対主権を認めました。特に人間の力ではなく、神様 がなさる働きであると堅く信じました。神様はみことばを通して答えをくださり、苦しみの中で道を開かれて、備えられた者を通して世界福音化の門を開かれます。神様がなさる働きに従っていくためには何を知って備えるべきでしょうか。
1. すべての問題を祝福の機会にしなければなりません
失敗した問題を握っていると悩みが増えるだけで、信仰を持ちたくても不信仰する人と話すと力が抜けます。特に力を受けなければならない教会の中には葛藤に陥っている人が多いです。アナニヤとサッピラも問題を起こす人でしたが、初代教会の信徒は人を見て揺れませんでした。かえって迫害されるほどみことばの確信を持ちました。
2. 危機の中で神様の計画を見つけなければなりません
人間の水準でヨセフの現場を見ると落胆するようになり、神様のみことばは信じられません。兄たちのいじめと母を亡くした悲しみは神様を恨む理由となりましたが、ヨセフはだれも恨みませんでした。どんな危機があっても、神様がともにおられるということを体験したためです。神様は問題と危機を与えられますが祝福もいっしょに与えられます。目に見えないように思えても、今も聖霊によって働いておられ、危機の中で神様の計画を探すように待っておられます。
3. 時代を変える専門家になれるように備えなければなりません
立派な人は自分の力ですべてを成し遂げたので世を恐れません。しかし、すべてをそろえても神様がともにおられる奥義を知らないために理由知らず揺れて死んで行きます。神様は人の力ではなく神様の力を伝えるためにヨセフとモーセを備えられました。アラムの国を生かすためにエリシャを備えられ、ローマを福音化するためにパウロを備えられました。
世界福音化のためにどんな目を開き、どんな姿勢で祈り、どのように備えるべきかを点検しましょう。