個人祈りの訓練
マタイ6:1~15 だから、こう祈りなさい。『天にいます私たちの父よ。御名があがめられますように。御国が来ますように。みこころが天で行なわれるように地でも行なわれますように。』 (9~10)
定刻礼拝のための讃美 ∕ 442番 牧主わが主よ
聖日礼拝をささげて一週間味わう力を得て感謝する心を持つのが正常な信仰生活です。しかし、ほとんどの人はそのようにできないので、力を得ることができず、答えも受けることができません。私たちは福音にあって祈る奥義を個人のものにして、祈りの答えを体験しなければなりません。福音を味わう祈りをどのように始めるべきでしょうか。
1. 最も必要なこと
自分自身に必要な部分を持って始めるのが良いです。誰にでも健康が必要で、学生であれ大人であれ知力が必要で、仕事をやり遂げるためには能力が必要なので、これに対する関心は大きいです。この部分から黙想し始めると祈りの味を簡単に味わうことができます。黙想は複雑な脳を休め、集中力を育て、霊的なリズムを生かすため、ものすごい力といやしの働きが起きます。単なる黙想ではなく、福音にあってみことばを握って深く黙想すれば聖霊の働きが起きます。
2. 最もなければならないこと
ほとんどの人は、自分で思うがままに祈ります。神様が願われることが何かを知って、それをもって祈ればまことの答えを受けます。神様が私たちに最も願われることは、福音と聖霊の満たしです。福音と聖霊の満たしのために祈れば力が与えられます。そして神様の大きな願いである伝道を置いて祈らなければなりません。また、イエス・キリストの御名によって神様の子どもに与えられた権威を使う祈りをすることです。このときから以前とは違う重要な祈りが始まるのです。
3. 最も簡単なこと
福音は絶対に難しいものではありません。最も必要で、絶対になければならないことで、最も簡単な福音を神様が私たちに与えられました。そのため、福音を味わう祈りもやはり最も簡単なことです。どうすれば良いのでしょうか。もっとも気楽な時間に祈れば良いのです。そして、祈るときにとても幸せな夢を見て、幸せな信仰の絵を描きながら祈れば良いのです。祈る時間が自分が力を得る時間にならなければなりません。このようになってこそ答えられて、福音を味わう祈りを持続することができます。
-私はどのように黙想していますか。福音を味わう祈りに対する確かな自分の答えを持っていますか。今日10分の時間をさいて、もっとも楽で、幸せで、力を得る深い黙想の中に入りましょう。 伝道学メッセージ / 2011.10.8