天にあるものを求めなさい
コロサイ3:1~4 あなたがたは、地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい。あなたがたはすでに死んでおり、あなたがたのいのちは、キリストとともに、神のうちに隠されてあるからです。(2~3)
定刻礼拝のための讃美 / 94番 主イエスはだれででょう パウロは最初はイエスを信じる人を捕らえる人でした。ある日、パウロはダマスコで悔い改めてイエスを信じるようになりました。この事件で衝撃を受けたパリサイ人がパウロを殺す特別チームを組みました。しかし、
パウロはまったく揺れず、堂々としていました。どうすれば死の前でも堂々としていられるのでしょうか。パウロは全世界に福音が宣べ伝えられた後に終わりが来ること、それゆえ、神様の子どもとなった身分と権威だけを味わっていれば他に必要なものはないと確信していました。この確信をもったパウロの告白です。「地上のものを思わず、天にあるものを思いなさい」この祝福だけ味わっていれば、どんな苦しみの中にいても勝利できます。「天にあるもの」とは何でしょうか。
1. 救いの感謝と感激
パウロは救われた者の祝福がどれほど大きいものであるかを知って感謝しました。救いの感謝をまことに悟るようになるとき、重要な目が開かれます。パウロは問題と苦しみの中で唯一性の祝福を見ます。パウロが監獄に入ったのは、ローマ皇帝に福音を伝えることができ、ユダヤ人の迫害を打ち砕く唯一の道であるということを発見したためです。救われた人は問題によって絶対に滅びません。まず救いの祝福によるまことの感謝を見つけましょう。
2.四つの確信
パウロは四つの確信があったためにまったく恐れませんでした。一つ目、キリストがすべての答えの奥義であって、その中にすべてがあるということを発見しました。(コロサイ3:1)二つ目、神様が天からくださる霊的なことを探し出すと、何も思い煩う必要はないということを悟りました。(コロサイ3:2)三つ目、神様は救われた者をキリストにあって確実に保証しておられるということを知りました。(コロサイ3:3)四つ目、救われた者、特に伝道者の未来は完全に神様が責任を負ってくださるということを知りました。(コロサイ3:4)パウロは天のものを見上げながら確信を持ちました。
3. 福音と伝道運動の祝福
聖書の一番重要な契約がパウロを通して答えられて、成就されました。これからも聖書にあるすべてのみことばが伝道者を通して成就されるでしょう。福音は政治、経済、文化、社会を変えました。神様は福音と伝道運動を中心に世界の歴史を動かされます。それなら、私たちが福音を持っていて、伝道者の隊列に立っているということは最高の祝福です。地上のものを思わず、天にあるものを求めるべきです。
-救いの祝福を受けた人が地上のものだけを思うと葛藤と悩みに陥ります。天のものを思いながら感謝ノートを作って毎日記録して世界を生かす体質を準備しましょう インマヌエル教会聖日2部 / 2011.10.2