繰り返される過越の祭り、その理由は何でしょうか
民9:1~5 エジプトの国を出て第二年目の第一月に、主はシナイの荒野でモ-セに告げて仰せられた。「イスラエル人は、
定められた時に、過越のいけにえをささげよ (1~2) 定刻礼拝のための讃美 201番 約束のみことば聞きて
聖書はただ一つ、キリストを遣わすことと、キリストが来られたことを語っています。これが新、旧約聖書が語っている一番重要な主題です。その中で、聖書は繰り返し、過越の祭りを説明しています。過越の祭りを通して来られるメシヤ、つまりキリストを説明しているのです。すべての人を滅ぼすサタンは今も存在し、続けて私たちを攻撃しています。(Ⅰペテロ5:7~8)しかし、死の権威に勝たれたイエス・キリストの御名の前にサタンは完全に崩れました。そのため、私たちは、意識、潜在意識、たましいの中にキリストの契約を深く根を下ろすべきです。どうすれば良いのでしょうか。
1.過去を証拠として握らなければなりません
過去を覚えていても、捕らわれたり、過去にとどまったりせずに、過去を証拠として握らなければなりません。神様はイスラエルの民が血の契約を握った時に10の奇跡を起こされ、紅海を分けられました。またお腹がすいてつらいときに、マナと、うずらをふり、雲の柱と火の柱で細かく導かれました。それだけではなく、主の御使いを先に送ってくださり、後ろを守ってくださいました。このような祝福の記憶よりも、傷や被害意識にとらわれていたイスラエルの民は、誰もカナンの地に入ることができませんでした。私の人生の過去の時刻表にくださった恵みを証拠として握り、心に抱くときに、私の人生は変わってサタンの勢力は崩れます。
2.「今日」礼拝を通して契約を握らなければなりません
私たちは今日という時間の中で生きているため、今日ぶつかる現実と人、問題、苦しみなどにだまされます。恵みによって信仰により救われたので、人を通してではなく、ただ神様だけに頼る礼拝の祝福が必要です。今日礼拝を通してキリストの契約を握り、味わう奥義を持つならば、どんな苦しみや問題が来ても恐れる必要がありません。このとき、神様はすべての問題を解決されるためです。
3.未来のために契約に根を下ろさなければなりません
失敗するように見える未来の中に神様はもっと大きな証拠を隠しておかれました。そのため、私たちは契約に根を下ろさなければなりません。十字架のことばは滅びる人々には愚かであっても、救いを受ける私たちには、神様の力になります。神様は世界福音化に向かって進む子どもの前におかれたヨルダン川を分けられ、立ちはだかるエリコを崩されます。過去の聖書の働きが、私たちに成就される未来の約束なのです。
-今もサタンは私たちをさまざまな形で攻撃しています。サタンの勢力を砕かれたキリストの祝福が私の生活を完全に治めてくださるように祈ってみましょう。
インマヌエル教会聖日1部/ 2011.9.25