祈りのチームを通したいやし
Ⅰコリント2:12 ところで、私たちは、この世の霊を受けたのではなく、神の御霊を受けました。それは、恵みによって神から私たちに賜ったものを、私たちが知るためです。
定刻礼拝のための讃美 40番 輝く日を仰ぐとき
聖書にあるもっとも重要な答えは何でしょうか。個人が祈りの力を味わって、他の人にその答えを伝えることです。神様が出エジプトのために最初に指示されたことは、犠牲のいけにえの契約を、長老を通してすべてのイスラエルの民に伝えさせることでした。カナンに入る直前に部族を分けて、エリコ征服の前につかさを通して、すべての民に神様の計画を伝えさせました。神様は、重要な契約で通じて、ともに祈るようにとチームを構成されました。重要な時刻表のたびに、祈ることができる人を集めて、祈りのチームを構成するように命令された理由は何でしょうか。
1.個人のいやし
神様が命令された祈りのチームは、個人のいやしのためです。神様の遠大な計画の前に、自分の不信仰のゆえに落胆する人を立てるための命令でした。祈ることができなくなった荒れ果てた心をいやして、祈ることができない状況を変える始まりが、祈りのチームです。祈りを通して幸せを味わい、一人で祈る時間を持つことができることが、もっとも重要ないやしの始まりです。
2.教会のいやし
一人の祈りの力を体験できなかった人は、皆とともに祈る祝福を味わうことは難しいです。教会を中心に一つになって祈ると、教会がいやされます。ともに集まって祈るとき、聖霊の働きが起きて、信じる者がつながり、住む地域で教会のために祈って伝道の集いが開かれ、教会の祈りと伝道運動をおいて祈る使命者の出会いがなされることが、教会いやしのモデルです。教会が神様の恵みで満たされ、すべての信徒が世界福音化のために祈る、祈りのチームが始まるのです。
3.現場のいやし
個人と教会が回復されると、持つべき使命が現場いやしです。神様がもっとも願っておられることが、福音によって人をいやして生かすことですが、人をいやしてこそすべての雰囲気が変わります。大きなことをすれば現場が変わるのではなく、みことばが通じて、祈りで仕えようとする人々が集まって祈りを始めてこそ、現場が変わります。祈りのチームを通して人に変化が起きて、弟子が立てられると、新しい祈りのチームの答えにつながり、教会の中と現場のすべての文化を変える最高の伝道運動になります。
- 祈りのチームは、私が祈りの力を味わってだれかにその力を伝えることから始まります。教会を中心に祈りのチームを作って、祈りの祝福を経験してみましょう。
伝道学メッセージ / 2011. 9. 24