福音体験
民5:1~4 「イスラエル人に命じて、ツァラアトの者、漏出を病む者、死体によって身を汚している者をすべて宿営から追い出せ。男でも女でも追い出し、彼らを宿営の外に追い出して、わたしがその中に住む宿営を汚さないようにしなければならない。」(2~3)
定刻礼拝のための讃美 / 493番 主イエスわれに命たまい
多くの人は、誠実に生きて成功したら幸せだと錯覚しています。知識、お金、背景を持つために努力しますが、まことの幸せを得ることはできません。強大国だったエジプトの王宮で暮らしていたモーセには、まことの幸せがありませんでした。結局、殺人事件のため荒野へ逃げて、40年の歳月を送りました。荒野で祈っていた中で、80歳になったときに神様の御声を聞いて出エジプトの働きを味わいました。希望のなかったモーセが福音を体験した後に起こったできごとが出エジプトの事件です。福音の体験は、私たちの人生で一番重要なことです。
1. 清く正しく生きなさい!
神様の子どもは、清く正しく生きなければなりません。世の中で起きる問題や病気は、ほとんど清くないために生じるものです。言い換えるならば、過去に奴隷として生きていた根性と、荒野の根性を捨てることです。多くの人が、信仰があるように見えても小さな苦しみに耐えることができず、節制する力がないために苦しみに陥ります。酒やゲームなどの中毒になり、人生を空しく送ったりもします。神様の祝福を受けた私たちは、そういったものを捨てて、区別されて清く生きなければなりません。
2. 幕屋中心に生きなさい!
きれいに正しく生きたとしても、人間の根本問題は解決されず、多くの問題が絶えずやってきます。聖書は、この地に義人は一人もいなくて、その背後にサタンの存在がいると語っています。多くの人が宗教と福音を区別できずにいます。神様は荒野の道を歩むイスラエルの民に幕屋を作って羊の血を撒くようにと言われました。神様の子どもは、幕屋中心、すなわちキリスト中心で生きてこそまことの答えを受けます。
3. 聖霊の力を持って進みなさい!
生きていく間、霊的問題、個人の限界、偶像文化が襲ってきます。これに打ち勝つ聖霊の力を持って、現場に出て行かなければなりません。正しく生きていっても、継続してやってくる霊的問題を解決するために、神様はキリストを送ると約束されました、キリストを体験することが、まさに「福音体験」です。今日与えられる神様のみことばを握り、祈りの中に入ればよいのです。
- モーセに働かれたように、神様は今も変わらずに働いておられるので、必ずキリストの力を体験しなければなりません。祈りを体験するための実践のリストを作ってみましょう。
インマヌエル教会 聖日1部 / 2011.8.21