私の主業(本業)と副業
詩145:1~5 私の神、王よ。私はあなたをあがめます。あなたの御名を世々限りなく、ほめたたえます。日ごとにあなたをほめたたえ、あなたの御名を世々限りなく賛美します。(1~2)
定刻礼拝のための讃美 / 511番 わが主イエスよ
ダビデは王になると同時に、王という職分を副業だと考え、主業は、一生神様に仕えて、神様のみこころに従うことに変えました。どうすればダビデのように、「主」と「副」を変えた、すばらしい信仰者として生きれるでしょうか。
1.私の主業
神様が私たちのすべての問題を解決するために、キリストを遣わされました。そのため、キリストを通してすべての答えを見つけることが、私たちの主業です。サムエルは、神様の御声を聞くことを主業として味わいました。祭司という職分を副業だと考え、一人で神様に祈りながら、神様の御声を聞くことを幼い時から最高の喜びにしました。エリシャは、自分の地位に未練を持たず、職分を果たすために二つの霊の分け前を求めることによって、時代的な預言者として用いられました。
2.私の主な働き
私たちの主な働きは、神様の祝福を味わい、伝えることになるべきです。ダビデは王の職務を主業だと考えませんでした。神様とともにする奥義を味わうことが、彼の主業でした。サウル王やゴリヤテの前で、主の御名を告白したことも、自分の人気よりは神様に栄光をささげるために、優先順位を変えたためです。イエス様が私たちに命じられた主な働きは「行って弟子としなさい」です。
3.神様の祝福で始める副業
ヨセフにとって総理という職分は、全世界に福音を伝えるために必要な副業でした。モーセが指導者の座に着いたのは、神様の民に仕えるためのもっとも低い座であり、王として献身したダビデは、神殿建築を通して、神様に栄光をささげるための職分でした。オバデヤは、公務員として働きながら、預言者100人を隠して、福音の流れが絶えないようにして、ローマ16章に登場する経済家も、お金を稼ぐことを副業にして、世界福音化に参加することを主業だと考えました。私たちがまことにすべきことが何かを悟ることが、神様の祝福です。
- 私の主業と主な働きは何ですか。ダビデが持っていた優先順位が私のものになるように黙想しましょう。
伝道学メッセージ / 2011. 8. 13