カイザルの家に属する人々
ピリピ4:21~23 キリスト・イエスにある聖徒のひとりひとりに、よろしく伝えてください。私といっしょにいる兄弟たちが、あなたがたによろしくと言っています。聖徒たち全員が、そして特に、カイザルの家に属する人々が、よろしくと言っています。 (21~22)
定刻礼拝のための讃美 / 268番 世界中に宣べ伝えよ
子どもと次世代に向けられた祝福がどれほど大きいから、いのちをかけてまで子どもと次世代に福音を伝えなさいと言うのでしょうか。幼い時に聞いたみことばは、年をとっても離れません(箴22:6)。パウロは会堂と講堂に行って、若い次世代にみことばを伝えました。結局、ローマが福音の前にひざまずき、ローマ福音化の主役は、正しい福音を持ってそれぞれの分野に影響を及ぼしたパウロの時代の伝道者たちでした。このように、子どもと次世代を福音の中で立てることを、Remnant運動と言います。
1.時代のミッション (Mission)
Remnantとは、残った者、隠された者を意味します。神様が時代を生かすために、キリストの奥義を持つ私たちを残され、隠されました。残った者、隠された者は、神様の計画が成就される時まで、神様が守ってくださいます。残った者、隠された者のミッションは何でしょうか。神様は私たちをサミット(Summit)として召されました。サミットとは、最高の頂上に立っている人を言います。神様は、福音を持つ私たちを最高の頂上にあげて用いられるという意味です。神様は、奴隷だったヨセフを総理の座に、羊飼いだったダビデを王の座に、漁師だったペテロを指導者の座に着かせ、異端の濡れ衣を着せられたパウロを全世界を生かす宣教師として用いられました。Remnantだったパウロは、当時最高の地位にいた人々に福音を伝えて、福音を伝える弟子になりました。使徒たちができなかった福音を伝えたのです。これがRemnantが持つべきミッションです。
2.Remnantを育てる人々
Remnantを育てる人は、どのような答えを受けましたか。神様のみことばを子どもに教え、次世代に伝えたモーセは、神様の祝福を受けました。神様は預言者のともがらを育てるエリシャの家に、火の馬と戦車を遣わされました。今もRemnantを育てる重職者と産業に、神様は火の馬と戦車を遣わされます。Remnantを育てるために、いのちをかけて会堂に入ったパウロを、神様はもっとも大きく用いられました。
- 神様は私たちをサミット(Summit)として用いられます。福音を持つRemnantを通して神様がなさることを、信仰の目で描いてみましょう。
インマヌエル教会 聖日2部 / 2011. 8. 7