霊的訓練の始まり
Ⅱテモテ 2:1~2 そこで、わが子よ。キリスト・イエスにある恵みによって強くなりなさい。多くの証人の前で私から聞いたことを、他の人にも教える力のある忠実な人たちにゆだねなさい。
定刻礼拝のための讃美 / 157番 うれしき日よ
福音をどのように理解して味わうのかにしたがって、霊的状態が決まり、祈りの答えも私の霊的状態とつながります。祈りの深い答えを体験したダビデは、逃げ回る中でも「主は私の羊飼い。私は乏しいことがありません」と告白し、目の見えなかったクロスビー女史は「肉体の目では見えない神様の栄光をいつも見ているので、目が開かれなくても感謝です」と告白しました。信仰生活は、どんな状態で祈るのかにしたがって変わります。
1. 祈りの理由と背景
まことの伝道運動、いやしと祈りの答えは、祈りの状態とつながります。霊的状態を点検することが一番重要な始まりです。私自身が神様の前で祈れる状態でなければならず、一人でいる時間に講壇のみことばを黙想して力を得てこそ霊的状態が生かされます。
2. 祈りの始まり
個人の状況にしたがって祈りが変わります。学生は学生らしく祈りの課題を定め、事業家は事業家らしく祈りの課題を見つけなければなりません。牧会者ならば、地域に向けられた祈りの課題を発見して祈りの頂上に上らなければなりません。どんなときも、だれでも祈ることはできますが、急な状況に陥ったときに祈るよりも、私の状態が日頃祈りの力を味わえるように挑戦しなければなりません。福音を知って、神様に祈るときに幸せならば、祈りのまことの祝福を味わっているのです。
3. 祈りの頂上
祈りで力を味わうならば、霊的状態が回復されて、霊的な頂上に立つようになります。聖書の中の7人のRemnantは、霊的な頂上に立ちました。彼らは、成功や失敗に悩まず、祈りの中で霊的な頂上の座を逃しませんでした。イスラム教と各種の宗教団体で一生懸命祈っていますが、キリスト教は祈りをなおざりにしています。霊的頂上で世界福音化のために祈りで挑戦しなければなりません。
- 私の日頃の祈りの状態はどうですか。今日一人でいる時間に神様を見上げる幸せを味わってみましょう。
伝道学メッセージ / 2011. 7. 23