まことの器の準備
詩篇 23:1~6 たとい、死の陰の谷を歩くことがあっても、私はわざわいを恐れません。あなたが私とともにおられますから。あなたのむちとあなたの杖、それが私の慰めです。(4)
定刻礼拝のための讃美 / 493番 主イエスわれに命たまい
神様は準備できた人を用いられます。ダビデが王として油を注がれて王になる時まで15年かかりました。ダビデは、長い時間、耐えられるのが難しい困難と孤独、いのちの危機を体験しました。しかし、ダビデにとっては王らしい人格と実力をそろえる大切な時間でした。難しい環境は、まことの器を準備する最高の時間です。
1. 霊的なことと専門性の準備
ダビデは王になることを信じて徹底的に準備しました。神様が中心をご覧になるということを信仰によって確信したので、王になること以前に、神様の心を考えて、神様の心が自分の心になることを祈りました。多くの人がゴリヤテを見て、恐ろしくて震えていたとき、ダビデは普段のときに準備していた信仰と実力で勝利しました。
2. 苦難を通した準備
ダビデは、大変な瞬間にも信仰を失いませんでした。ダビデが戦争で勝利し、サウル王がダビデを目の上のたんこぶのように感じて殺そうとしたので、逃亡者の身分になりました。逃亡者になっても、ダビデは信仰を失わないでサウル王に敵対しませんでした。むしろ、サウル王が死んだとき、サウル王のための哀歌を作って彼の死を心から悲しみました。苦難にあったダビデは、敵も愛する包容力を持った人として準備されました。
3.まことの器の準備
難しい家庭環境や背景を土台にして、最高の機会にしなければなりません。問題が生じたら、最も低いところから契約を握ってタラントを準備して、霊的な力をそろえなければなりません。苦難があるならば、礼拝のとき、神様のみことばに集中して力を得なければなりません。私たちは24時間の祈りを始めて、敵を抱いて全世界を祈りに入れるほど、大きい器に準備されなければなりません。
- 今、受けている困難は、大きな器に準備させる神様の御手のわざです。ダビデのように最も低いところで、最も高い夢を持って、どのようにまことの器を準備するのかを黙想してみましょう。
伝道学メッセージ/ 2011.7.9