3つの目
使徒 1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。」
定刻礼拝のための讃美 / 79番 主に逃れよ
伝道を知らないのは、キリストを知らないということです。ペテロは神殿の美しの門に座っていた、生まれながら足のなえた人に「私にあるものをあなたにあげよう」と言いました。伝道は持っているもの、知っていること、見たことを言うことで、成り立つことです。イエス様は「わたしについて来なさい。人間をとる漁師にしてあげよう」と言われました。それとともに、最高の祝福である「世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます」と言われました。それなら、何に目を開いてこそ、伝道者の祝福を味わえるのでしょうか。
1. 未信者状態を見る目
神様は、なぜ伝道を語られ、伝道にすべての祝福を注いだのでしょうか。すべての人間は神様を離れて、罪と呪いの中に陥って、災いから自由になることができません。イエス様は世の中の人に向かって「あなたがたの父である悪魔」と言われました。これは、暗やみの権威の下に属していて、問題と困難がきて、未来が不安だから偶像崇拝、迷信、シャーマニズム、占いを訪ねて行くということです。霊的な問題と肉体の病気、そして、物質的な問題でさまようしかありません。そうするうちに、死ねば地獄に行くようになり、次世代にまで霊的な問題を譲ります。
2.キリストの中にある祝福を見る目
キリストの中にある祝福は何でしょうか。キリストの中にいれば、身分が神様の子どもに変わります。受け入れた人々、キリスト・イエスの御名を信じる者には神様の子どもになる権威が与えられ、神様の子どもは、世の終わりまでともにいてくださり、天国が私たちの背景であり、祈るとき御使いが動員されて、行く所ごとに暗やみの勢力が縛られます。神の国が臨めば、世界福音化の働きも起きます。
3. 伝道システムを見る目
伝道が成り立っていくシステムが必要です。初代教会には、すべての現場に伝道が持続して成り立つ伝道システムがあったように、みことば運動、弟子運動が起きなければなりません。使徒の働きに、マルコ、ルデヤ、ヤソン、ヌンパ、プリスカの家でみことば運動が起きました。この中から弟子が出てきて、集まる教会も重要ですが、散らされた教会も重要です。
- 私たちが福音を知らなかったなら、どうなったでしょうか。救いの感謝を回復して、証人として証拠を伝えてみましょう。
改革教団教役者修養会2講/ 2011.7.5