伝道アイデンティティー
使徒1:8 しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けます。そして、エルサレム、ユダヤとサマリヤの全土、および地の果てにまで、わたしの証人となります。(8)
定刻礼拝のための讃美 / 268番 世界中に宣べ伝えよ
伝道弟子は伝道というアイデンティティーの中ですべての答えを見つけ出すことができなければなりません。学業と専門性、未来とすべての職業とすべての祝福を見つける人を伝道弟子と言います。イエス様は聖霊に満たされると力を受けるようになり、証拠を持った証人として地の果てにまで行くようになると言われました。それなら、伝道弟子が必ず知るべきことは何でしょうか。
1. 仮想地教会
伝道弟子として先に見るべきことがあります。たとえば、神学生が神学の勉強を終えて牧師按手を受けるとき、すべての弟子、すべての現場が備えられているということをあらかじめ見なければなりません。これをさして仮想地教会と言います。仮想地教会とは、まだ作られていないのですが、あらかじめ見て準備することを言います。伝道者が受ける祝福の中で一番先に見るべき祝福です。イエス様がすべての国の人々を弟子として、福音によって次世代を生かすようにと言われました。神様の前で、人生をおいて何を準備すべきかを決めなければなりません。仮想地教会は、自分の現場に神様が備えられたことをあらかじめ見て行くということです。
2. 真の伝道
真の伝道を味わうとき、人生に真の結論が出ます。キリストを真に知ると過去のすべてのことが答えになります。キリストで答えを得て味わえば、他に必要なことがありません。このとき、私たちの現場に隠れた宝の畑、良い地を見るようになります。ローマ人への手紙16章の働き人のような現場の弟子が見えてこそ、真の伝道のために神様が召してくださったことが分かるようになります。
3.すべてが入っている伝道
伝道の中にすべてがあります。これを見た人を伝道弟子と言います。それで、伝道弟子の優先順位が変わり、万物を服従させるキリストの前に毎日出て行くようになります。どんな苦しみにあっても揺れません。この祝福を一度だけ見れば、神様の働きは地の果てまで、世の終わりの日まで永遠に続きます。
- 今から私がいる地域、学校、職場、現場、次世代を生かす私の仮想地教会を構想してみましょう。何を準備すべきであるかを考えながら、どのように具体的な導きを受けるべきか祈ってみましょう。
伝道弟子メッセージ / 2011. 6. 21