してはならないこと
ピリピ 4:1~3 ユウオデヤに勧め、スントケに勧めます。あなたがたは、主にあって一致してください。 (2)
定刻礼拝のための讃美/ 506番 なおもみめぐみを
私たちが伝道をして、救われる人がいるとしたら、私たちの永遠な冠になります。また、福音のために献身する小さなことが、後には多くの実を結びます。私たちが答えられるためには、「何をすべきか」、というよりも、「何をしてはならないのか」ということをよく知らなければなりません。多くの人が序論的なこと、ささいなことにとらわれて、大きな答えを逃しています。大きな答えを受ける伝道者であることが確かならば、してはならないこととは何でしょうか。
1. してはならないこと
ピリピの教会の中心になるユウオデヤとスントケに、「主にあって一致してください」と頼みました。ピリピの教会は、葛藤と分離する部分がありました。葛藤と分離が続けば、ねたみ、嫉妬が生まれ、自分の立場でだけ考えてサタンの攻撃するすきが生まれます。聖書には、「善にはさとく、悪にはうとくありなさい」(ローマ16:19)とあり、これを乗り越える力が必要で、これを乗り越えてこそ大きな答えを受けることができると言われています。
2. 機会にするべきこと
葛藤と分離の問題が生じたときに、がまんするから解決されるのではなく、神様の子どもであり、福音を持った伝道者であるので、すべての葛藤と問題を霊的にも、肉体的にも最高の祝福の機会としなければなりません。だれも防ぐことのできない災いを防ぐものが福音なのですが、福音を語らないので地球に災いが起こっています。すべての問題を時代的な答えに変えたヨセフとダビデは、問題の中で神様の大きな恵みを悟り、機会にして、多くの葛藤と苦しみをすべて神様の祝福へと変えました。神様は、この奥義を持った一人を探しておられます。
3. キリストが答え
キリストが人生の答えになるならば、個人にやってくる災いは去り、サタンの勢力と地獄の権威は打ち砕かれます。これが、神の国で、聖霊の満たしです。葛藤と問題、分離とねたみに陥ることなく、キリストの答えを持つならば、教会と現場と時代を生かすようになります。
- ほとんどの人が乗り越えることのできない葛藤と分離の問題を、どのように乗り越えれば良いのか深く黙想してみましょう。
諸職修練会1講 / 2011.6.14