キリストのことを求める者
ピリピ 2:19~30 だれもみな自分自身のことを求めるだけで、キリスト・イエスのことを求めてはいません。しかし、テモテのりっぱな働きぶりは、あなたがたの知っているところです。子が父に仕えるようにして、彼は私といっしょに福音に奉仕して来ました。 (21~22)
定刻礼拝のための讃美 / 187番 罪は緋のごと
自分のことを求める者と、キリストのことを求める二種類の信徒がいます。(ピリピ2:21) ほとんどの人は、自分のこと、自分の利益を求めます。自分に損になることを嫌い、自分が表れることを好んでいます。反対に、キリストのことを求める者は、たくさんの損と苦しみにあいます。福音を持って、世界福音化をしなければならない私たちはどんな座につくべきでしょうか。
1. キリストのこと
私たちはキリストのことが何であるかを知らなければなりません。ピリピ人への手紙は、ピリピの教会に送ったパウロの手紙です。パウロの手紙は、ピリピの教会と信徒が自分のために献金をして、宣教を助けてくれたことに感謝している内容です。パウロがいない間、ピリピの教会で紛争が起こりました。それで、パウロは主にあってひとつの心を持ちなさい、紛争でなぜキリストの本質を逃すのかと言っているのです。私たちが、成功して答えを受ける道は、キリストのことと本質を握ることです。
2. キリストのことを求める者
パウロは、自分のことを求めずに、キリストのことを求めるテモテとエパフロデトを紹介しています。テモテは、ピリピの教会の事情を真実に考えた人で、パウロとともに福音のために労苦しました。エパフロデトは、パウロの兄弟であり、ともに労苦してパウロのすることを助ける人でした。彼は、キリストのことのために、自分のいのちも顧みることなく、パウロの足りないところを補いました。キリストのことを求める人は、時代的な答えを受けて、私たちの出会いの中でキリストのことを求める者に出会うことが答えの中の答えです。
3. 自分のことを求める者
自分のことを求める者がほとんどなので、彼らを生かすべきであり、私たちの中で良い働きを始められた方が、キリスト・イエスの日まで成し遂げられるので、人を簡単に断定したり、即断したりしてはいけません。真にすぐれたものを見分けて、成功するべきですが、その成功をちりあくただと言えるくらいに祝福を受けなければなりません。そのため、自分のことを求める者を生かし、キリストのことを求める者にする働きをしなければなりません。この契約を握れば良いのです。
- イエス様は、まず神の国と義を求めるときに、すべてを増し加えてくださると約束されました。私は、私のことを求める者でしょうか。キリストのことを求める者でしょうか。
インマヌエル教会 聖日2部 / 2011. 6. 12