伝道者の目
使徒3:1~10 ペテロは、ヨハネとともに、その男を見つめて、「私たちを見なさい」と言った。男は何かもらえると思って、ふたりに目を注いだ。すると、ペテロは、「金銀は私にはない。しかし、私にあるものを上げよう。ナザレのイエス・キリストの名によって、歩きなさい」と言って、 (4~6)
定刻礼拝のための讃美 / 97番 高きにいます主
ペテロとヨハネが定刻祈りのために神殿に行く途中、物乞いをしていた足のなえた人に、キリストの御名を伝え、彼を歩かせました。いつも祈るために通っていた道を、伝道者の目で見ると、足のなえた人が伝道対象者に見えて、新しい神様の働きを成す答えの現場になりました。どうすれば、24時間神様の答えを味わうことができるのでしょうか。
1.伝道者の24時祈り
24時祈りは、目に見えるすべて、思い出すことを一つも残さずに伝道につなげることです。すべてを祈りとつなげて、みことばを生活の中で適用しながら祈ることが、24時祈りです。一日をはじめながら、聖霊が私とともにおられることを信じることです。少しの間でも集中して、与えられたみことばを適応するとき、新しい答えは始まります。
2.伝道の新しい目
24時祈りを味わうと、時代を見る目と伝道対象者を見る目が開かれます。出会う人が福音を聞くために備えられた者であることが分かります。伝道に対する新しい目が開かれると、出会う人にイエス・キリストの御名を説明するだけで、働きが起きます。だれも罪とのろい、サタン、地獄の背景に勝つことができません。これに勝つ唯一の単語が、キリストです。
3.まことに救われた者
祈る時間がもっとも安らかになります。伝道が成り立ち、ペテロとヨハネのように、イエス・キリストの御名を宣べ伝えるようになります。足のなえた人が歩くと、その場にいたすべての民が知るようになり、イスラエル全域にうわさされました。人々がペテロとヨハネを注目すると、彼らは自分たちを表さず、謙そんにみことばを伝えました。まことに救われた者は、福音のみことばと伝道、祈りを味わいます。神様はいつもみことばと祈り、伝道を成就されます。
- 24時祈りは、みことばを生活の中に適用できる、もっとも事実的な祈りです。まことに救われた者として、神様がもっとも喜ばれる24時祈りの祝福に一緒に参加してみましょう。
伝道学メッセージ / 2011. 6. 11