伝道者の力
使徒11:19~21 さて、ステパノのことから起こった迫害によって散らされた人々は、フェニキヤ、キプロス、アンテオケまでも進んで行ったが、ユダヤ人以外の者にはだれにも、みことばを語らなかった。ところが、その中にキプロス人とクレネ人が幾人がいて、アンテオケに来てからはギリシヤ人にも語りかけ、主イエスのことを宣べ伝えた。 (19~20)
定刻礼拝のための讃美 / 93 番 イエスはわがいのち
伝道者の生活を送るためには伝道者の力が必要です。初代教会は伝道運動の中で、大きなターニングポイントの時刻表を向かえた時、アンテオケ教会に集まりました。危機のとき最高の祝福を受けた教会がアンテオケ教会です。伝道者の力とは何でしょうか。ヨセフは奴隷、監獄という苦しみの中にいました。ヨセフは良くない環境の中で伝道者の生活を送りながら時代を生かす答えを味わいました。これが伝道者の力です。大きな迫害の中でも、伝道者の力で散らされた者らが建てた教会がアンテオケ教会です。伝道者の力とはどんな力なのでしょうか。
1. 福音を味わう力
ステパノの殉教以後、迫害によって散らされた人々がアンテオケに集まり教会をはじめました。アンテオケ教会に集まった信徒は福音を味わう力を持っていました。福音を味わう力を持つたびに、神様の当然な答えを受けていました。困ったことや苦しい問題が生じたときに、福音を味わう力があるなら100年の答えを先に得ることができます。初代教会が苦しいときに握っていたのは、キリスト、神の国、聖霊の満たしです。この福音をどのように、どの程度、味わえるかが肝心です。
2. 迫害に勝てる力
アンテオケ教会は迫害に勝てる力がありました。迫害のときに福音を味わえるなら答えは必然的に現れます。迫害のように見えるがサマリヤの門が開かれ、イエスを信じる人を捕らえに行ったパウロがキリストの前に膝まずくようになりました。また、ステパノの殉教以後大きな迫害が起きましたが、このときに建てられた教会がアンテオケ教会です。福音の力で迫害に勝つなら神様の必然的な計画が成し遂げられます。
3. 伝道者の隊列に立つ力
アンテオケ教会は迫害の中で伝道者の隊列に立つ力を持っていました。また、その時に絶対的な答えも受けていました。忙しくて伝道は難しかったと思いますが、伝道者の隊列に立つということはどういう意味でしょうか。ダビデは王であったが伝道者でした。ヨセフは奴隷であったがエジプトを生かす伝道者でした。私たちはすべての分野で伝道者として立てられたRemnant宣教師です。
-いかなる環境と問題を乗り越えられる伝道者の力はありますか。伝道者の力を深く黙想して見ましょう。
ワシントン集会 2講 / 2011.5.31