福音に集中するとき
使徒 2:17 神は言われる。終わりの日に、わたしの霊をすべての人に注ぐ。すると、あなたがたの息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見る。
定刻礼拝おための讃美 / 442番 牧主わが主よ
しかし、聖霊があなたがたの上に臨まれるとき、あなたがたは力を受けて証人となると約束されました。初代教会はこの約束を握っていっしょに集まって祈るときに聖霊の満たしを受けました。聖霊の満たしを受けると個人の問題がいやされ、キリストの証人となると言われました。聖霊の満たしを味わうときに現場もいやされて弟子も立てられて経済の祝福も臨みます。
1. 初代教会に起きたいやし
初代教会にはいやされるべき人が集まっていました。学べなかったために知識がない人がほとんどであって、施しを受けて生きるしかない貧しい人でした。しかし、弱い者を通して世界福音化は成し遂げられて、貧しさと無知も聖霊の働きを止めることはできませんでした。出エジプトの事件は人の力ではできないことも神様の力では可能であるということをあかししています。私たちの力では霊的問題は解決できないので、神様の力によって働かれるということです。
2. 集中するときに起きる働き
初代教会の信徒はマルコの屋上の間に集まって神様がくださった約束に集中しました。契約を握って心を一つにして集中祈りを始めると、神様の働きが始まりました。集中して祈ったということは不信仰と言い訳、葛藤をおろして神様の約束を握ったということです。神様の前では動機を隠すことができないので、祈りの決断を下すと聖霊の働きが始まります。
3. 福音体験
祈りに集中するときに体験した福音の力は、すべての現場を変えました。だれも立たせることができなかった足のなえた人が、キリストの御名を聞いて福音の力によって立ち上がって歩きました。この事件で、すべてのユダヤ人が福音の力を体験して、神様の大きい働きを見ました。集中訓練を体験した重職者が立てられてエルサレム全体にみことば運動が起きて、ピリポ、ステパノ、パウロを通してマケドニヤとローマまで福音が宣べ伝えられる変化を体験しました。
- 私を変えるのが一番大きい奇跡です。深い祈りの中で聖霊の満たしと福音の力を黙想しましょう。
核心訓練メッセージ / 2011.5.21