苦難に対する理解
ピリピ1:12~18 さて、兄弟たち。私の身に起こったことが、かえって福音を前進させることになったのを知ってもらいたいと思います。私がキリストのゆえに投獄されている、ということは、親衛隊の全員と、そのほかのすべての人にも明らかになり、 (12~13)
定刻礼拝のための讃美 / 383番 迫害うけども
神様が働かれると、無能な人にも働きが起きます。力のないペテロと、貧しくて弱かった初代教会が、神様の働きの中に入りました。どんなに失敗したといっても、その失敗は神様の恵みに勝つことができません。伝道者パウロもまた、投獄される大きな苦しみがありました。苦難のゆえに傷つけられた人は失敗しましたが、苦難の中で成功した人は、苦難が有益だったと言います。苦難に出会うとき、私たちはどのようにするべきでしょうか。
1.神様の祝福された計画
苦難の中に神様の祝福と計画があります。荒野で送った40年が、モーセには最高に苦しかった時間でしたが、神様はイスラエルの民を救い出す計画を持っておられました。えにしだの木の下で死ぬことを願うエリヤに、神様はエリシャを立てて、バアルにひれ伏していない七千人の弟子を立てなさいという計画を知らせられました。迫害を受けていた初代教会の現場に、神様は新旧約の中で最高の答えを与えられました。苦難の中にある神様の計画を逃してはなりません。
2.人生が変わる時刻表
苦難を通して私の過ちを悟ると、私の人生が変わる時刻表が来ます。初代教会のようにものすごい苦難を受けて、弱さの中にいると言っても、聖霊に満たされると、地の果てにまで証人となる祝福を味わうようになります。パウロは、「私は弱いこと意外に誇るものはない。しかし、私が弱い時に、神様はもっとも大きな力で働かれた」と告白しました。神様の子どもに、苦難は人生が変わる重要な時刻表です。
3.福音のゆえに受ける苦難
福音のゆえに受ける苦難は、どうすれば良いのでしょうか。福音のゆえに苦難があるならば、永遠の答えが与えられます。福音のゆえに苦難があるならば、神様が与えられた答えの中で、復活メッセージがその通りに成就されます。初代教会の時に起きた迫害が、福音のためであったため、今も働きが起きています。福音のゆえに受けた苦難は、時代を変える働きを起こします。
- パウロは自分が監獄にいることに感謝しましたが、これが世界を変える機会になりました。今、私にある苦難の中で感謝を発見し、祈りの中に入ってみましょう。
インマヌエル教会 聖日2部 / 2011.5.8