答えへと導く決断
使徒8:26~40 そして馬車を止めさせ、ピリポも宦官も水の中へ降りて行き、ピリポは宦官にバプテスマを授けた。水から上がって来たとき、主の霊がピリポを連れ去られたので、宦官はそれから後彼を見なかったが、喜びながら帰って行った。 (38~39)
定刻礼拝のための讃美 / 253番 救いにみちびく
ピリポは、迫害を避けて行く途中、エチオピアの宦官に出会い、正確な福音を伝えて、バプテスマを授ける祝福の現場にいました。これは、後にエチオピアという国に影響を及ぼした意味ある出会いでした。このように、どんな環境にいても、伝道者の生活を生きると決心すると、すべての悪条件が神様の祝福に変わることができます。伝道者の生活のために、どのような決断を始めるべきでしょうか。
1.個人の決断
一人でいるとき、神様の働きを味わう時間が必要です。問題を解決する力は、全能なる神様の御手にあるため、問題に捕らわれ続ける必要がありません。問題を乗り越えて、神様が私に与えられた今日のみことばと祈り、伝道を味わいながら、正直な祈りをするならば、悩みと恐れは去ります。これが神様の御前で私が始めるべき、真実な祈りです。
2.信仰生活の決断
個人の決断を通して力を得ると、一番最初に始まる答えが礼拝です。礼拝するたびに、使徒の働きで起きた風と炎のような聖霊の働きを味わうようになります。説教を通して与えられたみことばが正確な答えになって、私の考えと生活をいやし、伝道の門が開かれて、福音を伝える機会が訪れます。福音を伝えるとき、私が恵みを受けたみことばを告白して、それが相手に信仰として込められます。ピリポとエチオピアの宦官の出会いのように、神様が備えられた弟子に出会うようになります。
3.世の中を生かす決断
世の中に出ると、問題に勝つ大きな答えが備えられていることを見ます。私たちの目には見えませんが、神様が先に主の御使いを遣わされ、聖霊としてともに歩まれ、私のすべての歩みを導かれます。私にある苦しみと関係なく、現場が変わる力を体験します。このように、神様が私とともにおられる証拠が現れるため、周りの人々が見て悟り、世の中の人々が神様の存在を感じるようになります。
- 私は何のために祈るのでしょうか。神様の前に私をおろして、神様が与えられたことを回復するために、真実な祈りで礼拝を始めてみましょう。
核心訓練メッセージ / 2011.5.7