福音を味わう伝道
マタイ4:19 イエスは彼らに言われた。「わたしについて来なさい。あなたがたを、人間をとる漁師にしてあげよう。」
定刻礼拝のための讃美 / 210番 主イエスに罪をゆるされて
伝道は、私たちが味わう福音を伝えることであるため、簡単とか難しいという表現はふさわしくありません。私たちが一番最初に受けるべき答えは、福音を味わう伝道です。イエス様は、弟子を呼びながら、一番最初に「人間をとる漁師にしてあげよう」とおっしゃいました(マタイ4:19)。それは、伝道は神様の方法であり、弟子である私たちを通して伝道されるというみことばです。私たちは福音を味わう伝道の祝福を、どのように味わうことができるのでしょうか。
1.根本問題から逃れること
イエス・キリストを信じて救われたため、根本問題から逃れることは当然です。神様の子どもが救いの祝福を味わい、救われた事実を伝える伝道を悟れなければ、根本問題から完全に逃れることができません。福音を悟って、その福音をあかしする伝道を味わうとき、すべての根本問題から逃れるようになります。
2.旧約から解放されること
教会が律法に陥っていると、問題が続くしかありません。教会の中の間違っている伝統は、苦しみから逃れられないようにさせます。礼拝と祈りが単純な儀式になると、霊的な問題は解決できません。ここから逃れることが、イエス・キリストの福音を味わうことです。そして、伝道を悟ることです。
3.救いを味わうこと
私が救われたため、この救いを味わうことが伝道です。救いは神様が定められた通り与えられることなので、私たちの特別な力と努力が必要ではありません。救いは、神様の恵みであるため、この恵みを信じる信仰だけ持てば良いのです。伝道にすべての働きが入っています。神様は、神の国と義を求めると、すべてを増し加えて与えるとおっしゃいました(マタイ6:33)。
- どうすれば福音だけ味わうことが幸せになるのか、どうすれば福音を伝える伝道の祝福を、生活の中で味わうことができるのか黙想しましょう。
伝道学メッセージ / 2011.5.7