みことばの実践
ヘブル4:12 神のことばは生きていて、力があり、両刃の剣よりも鋭く、たましいと霊、関節と骨髄の分かれ目さえも刺し通し、心のいろいろな考えやはかりごとを判別することができます。
定刻礼拝のための讃美 209番主イエスを知りたる 神のみことばは生きて力があります(ヘブル4:12)。
私たちはみことばが事実的に見えないので揺れたり誤った選択をします。信仰は望んでいる事がらを保証し、目に見えないものを確信させるものです(ヘブル11:1)。信仰によってこの世界が神のことばで造られました(ヘブル11:3)。みことばが生きて力強く働くためにはどうすれば良いのでしょうか。
1.神様の前に立つ
人、環境、仕事を通して信仰の上に立たなければなりません。仕事でだまされる時もありますが、信仰を選択し神様の前に立つべきです。ヨセフは奴隷であった時、神様によって遣わされたと告白しました。牢に入れられた時も神様がなさる事であると信仰を選択しました。信仰を選ふ時、神様はヨセフに与えられた通り、みことばを成就されました。もしも、苦しみに置かれているなら信仰を選択してください。信仰の選択は、みことばが生きて力があることを見せてくれます。
2. 生きている信仰と礼拝
信仰の前に立つと礼拝が生かされ、生きた祝祭となり、神様のみことばが正確な答えとなります。毎日みことばが生きて力があるように信仰を選択しましょう。信じるということは、目には見えないことです。しかし、信仰を持つことでみことばが成就されます。この時からみことばが私生活の中で適応され成就されます。みことばが力と道と未来になります。みことばに導かれ神様の計画の中に入るようになります。苦難にあっているように見えるが、信仰の選択はみことばの成就を知らせます。
3. みことばの適応
みことばを握ってマルコの屋上の間に集まった人々に、みことばは成就されました。息子や娘は預言し、青年は幻を見、老人は夢を見るというヨエル書のみことばが成就されました。みことばを握ると生活の中で答えが始まります。みことばの中から自分に向けられた神様の計画を悟り、キリストと聖霊の満たしを通して、神の国を味わうようになります。悩みと問題の前で揺れないみことばの岩が自分の中にあるということを悟り、大胆に進むことができます。
- ダビデは、「あなたのみことばは、私の足のともしび、私の道の光です。」(詩119:105)と告白しました。見えない部分をダビデは信仰の目で見る事ができました。みことばが私たちにも見えるように信仰の目を持ち回りを見つめましょう。
伝道学/ 2011.4.30